2018/08/03
「平日にもかかわらず50名の来場者|透水性コンクリート」

茨城県の大里ブロック。小回りとフットワークを武器に小規模建設事業者のファンは多い。何事にも積極果敢に取り組む姿勢は生コン工場の鏡。なんと、出会いはまだ今年に入ってばかり。その行動力には下を巻くばかりだ。透水性コンクリートも瞬間的にものにしてしまった。見学会には平日にもかかわらずなんと50名ものギャラリーを集めた
平日にもかかわらず50名の来場者
もしかしたら見学会史上最高記録かもしれない。
毎月10回以上開催されている透水性コンクリート施工見学会。
見知らぬ会社から送りつけられてくるFAXDM
よくもまあここまでお越しいただけるものだ。
当事者の感想は実際そんなところだ。
それだけ、建設とくに住宅外構やエクステリア工事関係者は土間コンに苦しめられているのだろう。
「土間コン工事でイラッとしたことがある?」
そんな惹句に応えてセミナーや見学会に参加する方々はほとんどが前向きで何かに対して問題意識を燃やす人達ばかり。
※36度(真夏日)の中施工見学会はスタート。4m3はたった20分で全て荷下ろしされる
※展示。今回施工見学に使われたのは6号砕石Version
※およそ40m2(150mm)をたった45分(前後半の間を仕切る休憩を含む)で施工完了
「悔しいじゃない、たった10人とかで少ないと」
50名を超える集客力に胸を張る大里社長のコメントだ。
今度は秋にハウスメーカー向けにやりたいね
「これは当日注文とかでも対応できるの?」
◯ 夕方から打てる土間コン。だから、夕方や雨の合間など生コン工場が暇な時間に施工ができるってこと!
「寒冷地でも施工できるの?」
◯ 北海道や秋田、長野などの寒冷地でも施工実績あります!
「車が乗れるのはいつ頃から?」
諸物性は通常の土間コンといっしょだから、土間コンの開放時期を参照にしてください
50名のお客さんからの質問は絶えない。
生コン工場が50名の来場者を記録する。
通常では考えられないということがお分かりいただけるだろうか?
これまでの経験からおよそ20%の人たちはすぐに実際に注文する。
今回のケースで言えば10名ということになる。
その10名の人たちは実際に透水性コンクリートの性能を体感することになる。
そこにまた土間コンで苦しんでいる人たちが共感する。
共感の輪が広がる。
50名規模とまではいかないけれど全国の生コン工場を円の中心として、
こうした共感の輪が同時にあちこちで広がっている。
やったことないもの。
さわったことないもの。
だから、やめよう。
それではなにも解決しない。
今の土間コンに苦しんでいて、
悩んでいていらいらしているのなら。
一歩踏み出してみませんか。
土間コンの常識は変化している。
生コンでいいこと。
宮本充也