2019/03/30
「振り落とされないようにしっかりつかまってな」コンクリート新聞に【ドライテック】掲載!目指せ全国800工場

コンクリート新聞。15年見守ってくれたことになる成長の歴史。まだ、「ドライウェイ」と名乗っていたころから、現在「ドライテック」になるまで。業界メディアと共に歩む15年と、これからについて。
当初は年間11件が今は年間312件、そして。
透水性コンクリートの歴史は生コンポータルの歴史とそのまま重なる。
生コン需要の低迷になすすべもなく立ち尽くす。
なにか持続可能な生コン業としての事業はないだろうか。
2005年当時に出会った透水性コンクリートという技術。
「これだ」
という確信。
月並みな話だが途中何度もやめてしまおうと思ったがやめなかった。
仮にやめてしまっていたら、「これだ」という確信は単なる勘違いになっていただろうし、今回の様にコンクリート新聞も取り上げることはなかった。
続けること。
良い悪い、大きい小さいは別として。
今回のような記事掲載に触れて改めてその偉大さに打たれる。
当初営業せども、営業せども、年間11件程度。
しかも、多くはクレームの対象。
それが、312件(2018年3月1日〜2019年2月末迄実績)。
クレームは皆無。
当たり前の光景として日本全国で出荷が進んでいる。
IT系企業との連携でさらに倍速。供給体制800工場へ。
ITがあったとはいえ15年前にはまず考えられなかったこと。
EC(E-commerce)との協業。
記事中にもあるように、MonotaRO(https://www.monotaro.com/)やエクスショップ (https://www.ex-shop.net/)らとの協業。
我々生コン製造者の製造した価値のネット上での販売がはじまるのだ。
誰がこんな未来を予測しただろう。
日本の地面を事実上作ってきた道路会社(アスファルトプラント)。
その数、全国に、800。
生コン3,000工場以上。
現在200工場での出荷実績を見ている。
あと、4倍。
倍速で供給工場を増やし、日本の地面を変えていけ。
15年を振り返ればなにも大それたことを言っている気はしない。
これまで生コンの市場じゃなかった分野へ!
例えばコンビニやドラックストアの駐車場。
供給体制の構築が実現するのはそんな新しい市場。
もし、それらが全て我々生コン工場の市場になったら。
低迷するであろう生コン市場に新しいフィールドが立ち現れる。
私道、簡易舗装、遠路、未舗装道、下地としての利用。
15年の経験の中で僕たちは知っている。
透水性コンクリートにはまだまだ未知の可能性が眠っている。
生コンは自ら市場を創造できない。
僕が18年ほど前に入職した頃に先輩たちから聞かされてきたこと。
生コンは後追い産業。
自分で自分の市場を開拓できない。
待ちの商売。
振り返れば、そんな常識をいつのまにか超越していた。
市場は作れる。
思いさえあれば。
生コンだって。
さあ、アクセルベタ踏みで行くぜ。
振り落とされないようにしっかりつかまってな(そんなカッコいいことを言いたくなる気分だ)。
生コンは市場を作る。
自分たちで活路を見出す。
それを、証明しよう。
生コンでいいこと。
宮本充也