2018/07/16
「施工後8年経過した透水性コンクリートはきちんと水を透すのだろうか?」

「目詰まりするんでしょ?」よくある質問の東の横綱だ。なぜ、このように想起するか?それは排水アスファルトが数年経つと水たまりになっちゃうから。そもそも、物性の違いが理由になるのだけれど、透水性コンクリートは本当に大丈夫なの?
※「目詰まり 透水性コンクリート」検索結果
施工後8年経過した透水性コンクリートはきちんと水を透すのだろうか?
論より証拠。
以下の動画を見てもらおう。
※施工後8年経過透水性コンクリート「ドライテック 」
この8年なにがあっただろう?
今も記憶に新しい東日本大震災があった。
多くの自然災害があった。
ここ1週間は西日本を襲う大雨や、
日本を覆う猛暑。
日本の自然はどうなってしまったのか?
心の声がそう尋ねている。
そんな8年、駐車場の土間コンとして供用されていた、
透水性コンクリート
「8年経てばきっと水は透さないでしょ?」
意地悪な質問。
全然、大丈夫。
見ての通り8年前と変わらず今も水を通している。
実はアスファルトとは全然違う理屈で水を透し続ける
アスファルトは石油製品。
同じ仲間に「輪ゴム」とか「ポリバケツ」とかがある。
一方、コンクリートはセメントと石でできている。
仲間には「ガラス」や「墓石」などがある。
輪ゴムをこの猛暑炎天下に1年間放置していたらどうなる?
ガラスを1年間放置していたらどう?
この問いには重要な示唆が含まれている。
透水性「コンクリート」ももちろんガラスの仲間。
ガラスって数年経つとぶよぶよに変質したりする?
ならないよね?
けど、輪ゴムの中間のアスファルトは?
年度末にやけに道を工事してて渋滞にはまってイライラした経験あるでしょ?
これがアスファルトの真実。
コンクリートは永遠に水を透し続けます。
生コンでいいこと。
宮本充也