2019/06/15
【岡山】「生コンじゃったらせんわ」降水確率90%の梅雨空でも逞しく普及する透水性コンクリートの特徴

岡山県個人住宅中庭。採用理由は水はけ。降水確率90%の中敢行「生コンじゃったらせんわ」と、その施工性に評価。ヒカリコンクリートも午前中大量打設があり「午後からこの規模できるのはありがたい」。雨が予想されているがこれなら養生もせずにいけるだろう(打設終了時点では降雨なし)。
施工:瀬戸川建設、製造:ヒカリコンクリート(80m2、100mm、12:20打設開始、14:30終了)
「生コンじゃったらせんわ」90%でも決断できる土間コン打設
個人邸中庭の水はけ対策として透水性コンクリート採用。プロの方ならわかるはず。午後から80m2を降水確率90%の中断行するのは暴挙と言っていい。
「生コンよりも軽いな」足取り軽やかに運ばれる材料。入り口が狭く生コン車が入り込めないため一輪車による小運搬。
初めての施工ということもありベニヤ工法(不陸防止)を採用。
2時間とちょっとで完成。小運搬での材料供給でもこのスピード。ここから1時間程度後片付けをしてる最中に「雨が降らなかったら養生しないで帰る」。
「生コンじゃったらせんわ」
この一言に全てが集約されている。
生コンではできない。
12:20分打設開始。
ちょっとしたアプローチではない。
80m2にも及ぶそこそこの規模のそれも土間コン。
小運搬てだけで時間がかかる。
敷設と均しでやはり2時間てところか。
いや、ワイヤーメッシュが邪魔をしてもっと時間がかかったかもしれない。
仮にポンプ圧送だったとしても、その分費用がかさむ。
傾斜(水はけ、水勾配)をつけるのにも時間を要するはずだ。
して、水引き待ち。
ブリーディングがおさまるまで手待ちが発生してしまう。
あっという間に夕方を迎えるだろう。
そこから、金鏝仕上げ。
降水確率90%の梅雨空に非現実。
それが、「生コンじゃったらせんわ」の一言に集約される。
透水性コンクリートならではの特徴。
梅雨空でもたくましく実績を伸ばしています。
透水性コンクリート。
それは、生コン屋さんがお届けする生コンでいいこと。
宮本充也