2020/10/31
「生コンの監督《経産大臣》に見出された《透水性コンクリート》」金賞・経済産業大臣賞獲得(グッドデザイン賞) (ドライテックの来し方、行く末。 #1)

透水性コンクリート《ドライテック》のパートナー企業(キーバインダー製造)フッコーがエントリしたグッドデザイン賞には4,800もの作品が応募し、先般ベスト100にまで残ったという朗報がもたらされていた。「グランプリいけるんじゃね?」。密かに期待していただけに、「グランプリ逃した。残念。」と思いきや、経済産業大臣賞(金賞)に選ばれたという。経済産業大臣といえば、生コンを指導監督する省庁。そのボス(大臣)が認めた、お墨付きを与えた。ほう、ほほう。やるじゃん、グッドデザイン賞。
やるじゃん、グッドデザイン賞。《経済産業大臣賞》獲得
フッコー主導によるグッドデザイン賞《経済産業大臣賞》金賞獲得の知らせがあったのは数日前。
「ぜっっっっっっっったいにブログに書くな」
「昨年、それで剥奪された作品もある」
「まだ、秘密だ、誰にもいうな」
フッコー杉山副社長より、「フリですか?」と勘繰りたくもなる念押しを受けた。
「だって、グランプリじゃねえじゃん。やっぱ、GD賞って大資本の太鼓持ちアワードなんじゃん?」
「川崎和男(GD賞初代審査委員長)も結局それが嫌で審査員降りたらしいじゃん?」
常にうがった見方をGD賞に対して持っていた僕。
「ミツヤ、やったよ!金賞だよ!経済産業大臣賞だよ!」
毎度熱の入った杉山さんからの電話。
内心、「金賞如きで喜んでたらダメ。グランプリ以外負けだし」と思ってそのまま忘れていた。
GD賞なんかよりも前を向こう。
市場と顧客に向き合おう、と。
そして、しばらく経ってから、はたと気づいた。
「経済産業大臣賞?経産省?つまり、生コンの監督官庁?結構すごくね?」
生コンの監督官庁《経産省》に見出された《透水性コンクリート》ドライテック
JISを司る官庁《経産省》。
銀行にとっての金融庁。
半沢直樹を観れば分かるように、下々生コン工場にとっての経産省は《お上》だ。
ひえええ、経産省様。
大臣様。
普段、大臣様は愚か官僚の皆様ががおなりになれば平伏して過ごすしかない僕たち生コン工場。
その、辺境のちっぽけな生コン工場がせっせと練って製造していた生コン《透水性コンクリート》ドライテックがなんとこの度その経産省様のボス、経済産業大臣様から賞をいただいた。
スーツ着て賞状を見せびらかして座っている写真をFacebookのプロフィール写真にしたいくらいの快挙かもしれない。
実際、今回、全く協力しなかったばかりか、妨害しかしなかったグッドデザイン賞《経済産業大臣賞》
昨日杉山さんに「表彰式で一緒にコメント発表しよう」とお誘いいただいていたのだが、生憎別件と重なり叶わなかった。
すみませんでした、また別途お疲れさん会やろうね。
そして、ありがたいことに、みんなから「すごいすごい」と褒めてもらえる。
確かに、経済産業大臣が「ドライテック(生コン)最高」と公に認めてもらったという事実は「すごい」のかもしれない。
そもそも、僕は天邪鬼の傾向があり、この手のアワードには常に斜に構えている。
「表彰?何様?どこから目線?」
というやつだ。
今日に至る前でGD賞は常にそんなネタにし続けてきた。
ディスり続けてきた笑。
つまり、フッコーの妨害しかしてこなかった笑。
今回の受賞はフッコー杉山副社長、渡辺理ちゃんを始め、職員の皆さんの快挙だ。
これまで書き散らかしてきたブログが万が一審査委員の関係者の目に触れていたらおそらくGD賞取り消しという事態に陥っていただろう。
でも、もう、公に、昨日(2020/10/30)表彰しちゃったから、もう後には引けないよね?
獲ったもん勝ち笑。
あれだけ散々にディスられて、それでもGD賞経済産業大臣賞を僕に与えたかったんだね?
邪魔になるもんじゃないし、もらっておこう。
これが本音だ笑。
そして、GD賞受賞に関していえば、唯一これだけは言える。
「ブログの撮れ高ハンパねー」
毎日ブログ3本書いている身からすれば、GD賞に対して個人的にどう思っていたとしても、「撮れ高が半端ない。美味しすぎるネタ」という見方ができる。
ぶっちゃけ、本気で、正真正銘、GD賞とか経済産業大臣賞とか、なんとも思っていない。
なんとも思ってはいないものの、「これでご飯3杯いける(シリーズでブログを何本も書ける)」という感謝もないではない。
生コンの監督官庁様がお認めになられたということなのだ。
内心はさておき、これは利用しない手はない。
グランプリは逃したものの、それでも経済産業大臣が認めたという事実は残る。
(あまり辛辣に書きすぎて受賞後取り消しってのも話題になるからいいかもしれない)。
表彰状とは額縁に入れて眺めてうっとりしているものじゃない。
したたかに利用して、本来の普及、大地に蓋しない舗装の普及をもって、地球環境に貢献していかねばならない。
GD賞獲ったからって勝手に売れるってもんじゃない。
逆に僕たちは「GD賞にちゃっかり相乗りされた」くらいに思っている。
ドライテックの勢いをちゃっかり拝借しやがったなGD賞、くらいに。
毎度素直になれない支離滅裂なブログではあるが、このGD賞受賞を機にシリーズで「ドライテックの来し方、行く末。」を振り返っていきたいと思う。
当社では15年以上の歴史を刻む透水性コンクリートとの歩み。
これまで、どんなことがあったか。
そして、これから、一体どんなことが起きるのか。
ブログとして残しておくことできっと後進の参考になるかもしれない。
みんな、続け。
生コンのフィールドをもっともっと広げようぜ。
GD賞なんか霞むような奇跡を起こそう。
「ドライテックの来し方、行く末。」
#2に続く。
宮本充也