2021/06/19
【神奈川】「僕たちは一体何を作って売ってるのか?」ドライテックのある暮らし #1

「僕たちは一体何を作って売っているのか?」。ものづくり、流通は注意しててもプロダクトから歩き出してしまう。顧客が買っているのは、ものではなくこと。顧客は一体ドライテックというものを通してどんな「こと」を買っているのだろう。エゴサーチで一般の方々のドライテックに寄せる想いを知る。シリーズ「ドライテックのある暮らし」 #1
ドライテックのある暮らし
https://www.instagram.com/my_bess_home_z/
ドライテックでエゴサーチしていたら見つけた小田原市在住の個人のInstagram。
テーマは、「夢のマイホーム記録」。
外構工事のアプローチに採用されたドライテックが紹介されていた。
https://www.instagram.com/p/COARzhHB6fj/?utm_source=ig_web_copy_link
(以下、コメント欄に寄せられたメッセージコピペ ※バグの原因となる絵文字等は削除)
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アプローチが大詰めに!
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レンガチップも青ガルバも色と
ぴったりでかわいい
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#ドライテック のアプローチも
区切りも可愛くてよき
#bessの家#bessの家暮らし #住むより楽しむ家#神奈川 #bessの暮らし #bessオーナーさんと繋がりたい #アウトドアライフ #アウトドア #ワンダーデバイス #ワンダーデバイスファントムマスク #ファントムマスク7スパン #新築 #新築一戸建て #間取り #新築注文住宅 #マイホーム #20代の家 #木の家 #おうち時間 #ログログ #外構工事 #外構デザイン
アプローチはもしかしてドライテックですか? 違ったらすみません!(笑)
@wd7s_wd7s さん
ドライテックです
@my_bess_home_z やはりそうでしたか!我が家もドライテックにするか悩んでいる最中だったの気になっちゃいました 完成楽しみですね!
@wd7s_wd7s さん
そうだったんですね!
少しでも参考になれば嬉しいです
wd7s_wd7s さんもご自宅もうすぐ完成
楽しみですね
なお、このInstagramアカウントでは等身大の住宅とエクステリアを楽しむ個人の暮らしを追うことができる。
家づくり、そして庭づくりって、本当にかけがえのない体験なんだなって改めて思った。
サプライヤーとして届けなければならない「もの」でなく「こと」
今回改めてエゴサーチ重要って思った。
ものづくりや流通に携わっていると忘れてしまうこと。
僕たちは一体何を作って売ってるのか?
そんな視点。
そんな問い。
同じプロダクト、例えば透水性コンクリート(ドライテック)、あるいは生コンクリートに長年携わっていると、もうぐるぐるぐるぐる何周もこの問いを回すことになる。
何を作っているのか。
何を売っているのか。
ふと、気まぐれにやって見たエゴサーチではドライテックが添えられている豊かな暮らしや美しい庭園を見かけることがある。
決して主役ではない。
だけど、プロダクトドライテックは、「見た目のおしゃれさ」「水たまりができないので雨の日も快適」「雨水勾配(傾斜)をつけなくてもいいから、真っ平らな地面の上での優雅なひととき」をその空間に提供しているようだ。
その体験をしてるのは、そこに暮らす人達。
彼らはドライテックというものを欲していたわけじゃなく、そのものを通して自分自身が得られること(価値)に対して代価を払っている。
最近の僕のブームになってるのが、これ。
プロダクトを出発地点にしてはならない。
あくまでも最終受益者が何を必要としているのかを見つめる視点。
ビジネス用語では「プロダクトアウトではなくマーケットイン」と言ったりするようだけど。
生コンポータルは全国の生コン工場同様、ドライテックの製造者だ。
その材料はそれだけではひとりでに完結することはなく、それぞれの土地でその材料を用いて施工する施工者の存在が不可欠。
製造と施工、あるいは小売が適切に連携することで、施主(消費者)に価値が届く。
だから、その間にあるプロセス、あるいは役割全てに僕たちサプライヤーは配慮しなければならないんだと思う。
その価値が届く流れのどこかに停滞や淀みが生まれたら、施主に届くその価値も減衰してしまうことだろう。
ドライテックの施工実績はどうしても作っている、施工している、にフォーカスを当てた情報発信になってしまっている。
でも、本来は、今回紹介させてもらったような、ガチの一般の人々がドライテックを通してどんな体験をしているか、にフォーカスすべきなんだと思う。
僕たちサプライヤーは市場と顧客全体をエコシステムとして捉えその流れを澱ませることなく常に健全に保っているように努力すべきだ。
そうであればこそ、僕たちが作って売っている価値や経験としてのプロダクトはいよいよ世界の景色を本当に美しくするのだと思う。
僕たちのコーポレートコミットメント、「大地を削らない、汚さない、蓋しない、CO2を収容するコンクリート」は世界の景色をアップデートさせるんだと思う。
このインスタ。
今回、マジで、感動した。
鳥肌が立っている。
宮本充也