長岡生コンクリート
ドライテックは高い透水性を持ちながら
表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2021/11/29

《コラム》「どうして人は縦割り・階層に属すると思いやりや大切なことを失ってしまうのか」(週刊生コン 2021/11/29)

《コラム》「どうして人は縦割り・階層に属すると思いやりや大切なことを失ってしまうのか」(週刊生コン 2021/11/29)

地元コミュニティで接点のある方のマイホームの外構工事が完成した。徹頭徹尾丁寧な相談を寄せてくれ、こちらもそれに応えるように丁寧に接した結果、とても喜んでもらえるような美しい自慢の庭が完成した。一方、産業全体を見渡してみると必ずしもそんな庭づくりばかりではない。なぜか?



新しい産業構造、関係の形、絆の模索する

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うちの兄と兄の後輩が引っ越し手伝いにきてましたが、
価格とか、仕事の完成をみて

何度も
うわぁ~今日一番のびっくですよ!どこの会社ですか?!
と長岡生コンさんの事をふたりは話してました。
駐車場を皆が誉めてくれて嬉しいです!!鼻が高いです!!
すごいでしょ!この駐車場!なんて、言っちゃって
自慢の庭です!!

これを機に、きぃさん(実際に施工に携わった方)もご近所で、一人暮らしだから何かあれば、(物騒な事とか)いつでも呼んで、
とか、凄く良い人の繋がりもいただけて感謝です!
写真了解です!

(消費者から完成した駐車場に関してのLINEでのフィードバック)

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施工Afterのドライテック(駐車場)。

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車止め・カーストップも要望通りに設置・完成した。

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こちらはドライテックやオワコンと対照実験に供せられるための防草シート+カラー砂利。

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そしてこちら家の周囲3面を雑草・ぬかるみ対策コンクリ「オワコン」で施工。

⚫︎参考記事: 「施工は簡単【撒いて踏むだけ】で家周りの雑草・水たまり・ぬかるみから解放されない?」オワコン

施主も指摘してくれてるようにとても良い庭である。

我ながらうっとりする。



どうして全ての庭づくりがこうならないのか?

これは僕にとって重要なテーマだ。

一部ではこのように最高に喜んでくれる消費者がおられる一方、あとだしじゃんけんワークスに寄せられるような疑心暗鬼に陥っている消費者も少なくない。

さらには、結果的に高いものを提示されてそれを鵜呑みにしてあとで真実を知り涙を飲む。

そんな消費者もSNSやYouTubeを眺めていると見られる。

どうして庭づくりがこんなにギスギスしちゃうのか。

僕はそれを産業構造、或いは人と人とが繋がる形(関係性、構造)にあるのではないかと、ここ1週間改めて深く考察していた。

関係が健全ではない。

だから、互いに疑心暗鬼になったり恐れを抱いたり、或いは苛立つ。

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こちらは生コンクリートの商流(商売の流れ、お金の流れ)を簡潔に示したもの。

発注者①から、最後、生コン工場⑦或いは⑧まで階層を経過して注文はよせられ、生み出されたプロダクト生コンは逆流する形をとっている。

さて、ここであなたに問いたい。

「金を払う方と、金をもらう方、どちらが偉い?」

この質問におよそ大半の人が、「金を払う方」と答えるのではないだろうか。

一般にレストランでもコンビニでも、或いは、法人間取引でもそうであるように、金をもらう方が「ありがとうございます」或いは丁寧語を用いる。

金を払う方は時にタメ口を使い、或いは金を受け取る側の丁寧ではない態度に対して苛立ったりする。

よく見る光景ではないだろうか。

そして、それは果たして人と人との関係性において正しいあり方なのだろうか。


いつの間にか僕たちの意識に刻み込まれてしまった、「金を払う方が偉い」というこの認識は産業構造でも成立している。

「金が払う方が偉い」ということであれば、この図はフラットではなく、縦型(ピラミッド、カースト)の形を取る。

階層は序列となり、上下関係はあたかも「上が偉い(正しい)、下が謙るべき(間違っている)」という錯覚を関係当事者に印象付けられる。

そこには二項対立、「お前か、俺か」という取引関係が成立し、上はなるべく奪えるよう努力し、下はなるべく奪われないように防衛する。

そこでは「信頼のものづくり」「すべてはお客様のために」なんてフレーズは寒々しく響く。

取るか、引かれるか。

奪うか、奪われるか。

周りは敵ばかり。

他人を信用してはならない。

それが、階層・縦割り構造の生み出す人々の認識であり、それが結果慣習や文化として形成される。

そして、僕の知る限り、現在の建設・コンクリート産業構造は上述の形を取っている。

いわゆる、「底辺」で20年以上必死でもがいてきた僕の心からの認識である。



個人と個人が適切な形(絆)で繋がり合えるシームレスな産業構造を模索する

さて、地域コミュニティや家族・親戚関係、或いはワインバーやビアスタンドでたまたま隣同士になった相手に対してあなたは上とか下とか拘泥するだろうか。

「マウントをとる」という言い方があるが、そのあり方は単純にかっこいいだろうか?

多くの人はこの問いに対して、「それは適切ではない」とこう応えるはずだ。

普段のコミュニティでは「それは適切ではない」と考える人々も、会社など組織に所属しその組織が含まれる産業構造に身を置くと、「それは適切ではない」と考えられなくなってしまう。

これは、組織構造の魔力だと考えている。

普段とても優しいお父さんなのに、会社では下請けに対してパワハラまがいの値引き要請をする。

こんな現象は枚挙にいとまがない。

事実、本サイトで取り上げている「残コン」問題などはそれをそのまま立証している。

下請け(生コン製造者)に対して元請け(ゼネコン)は一旦受け取った生コンを押し付けて帰らせその処理コストを負担させているのだ。

このように考えると現行の産業構造「縦割り」「階層」が現代にマッチしていない、健全ではない、ということができるのではないだろうか。



今回の施主は飲み屋でよく顔を合わせるどこにでもいる善良な市民。

僕がコンクリートを職業としてやっていることを知っていたため困り果てて相談を寄せてきた。

⚫︎参考記事: 「大きな買い物なのでなかなか寝付けなくて安心できます」あとだしじゃんけんワークス

徹頭徹尾、僕に対して丁寧に相談をする(もちろん、僕も丁寧に応える)。

どこにも、「金を払ってる方が偉い」なんて雰囲気は介在しない。

それは、従来の産業構造で互いが出会っていないからだ。

すでに適切な関係性が構築されていたから、ということができる。

もともと彼女は従来の産業構造において施工を提供する企業と出会った。

そして、やはり、不信や恐れに苦しんだ。

ミクロな話だけれど、それはやはり産業構造に問題があるのではないか、というのが僕の立場だ。

世界のほんの片隅のほんの小さな駐車場舗装工事を論って大袈裟だ、とする向きもあるかもしれない。

でも、僕は長年「底辺」で仕事をしてきて、この点については人よりも敏感なのだ。

「子供の頃から勉強で一番を続けてきた人は決して生コン工場を目指さないでしょ?」

この問いが全てだ。

僕も含めて人は序列(縦割り・階層)の中で生きてきていつしか認識を歪められてきた。

でも、本来の人間性ってそんなもんじゃないと思う。

もっと困っている人に思いやりを抱いたり、誰かのために役に立ちたいと思ったり。

そんな素直な想いを歪めてしまう産業構造に僕は強い課題意識を持っている。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

水勾配がいらない土間コン「ドライテック」については
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