2019/01/13
「これから土間コンはすべてドライテックにする」【岐阜】ヤマジョウ建設の決意|透水性コンクリート・ドライテック・岐阜県・ヤマジョウ建設

「これから土間コンクリートは全てこれでいく」力強くそうおっしゃるのは岐阜のヤマジョウ建設長屋社長。透水性だけでも独自化できるが、「やってる感」つまり、アスファルトのように発注して勝手に出来上がるんじゃなくて、「工事が伴うこともいいね」。
施工:ヤマジョウ建設 製造:レミックマルハチ
これから土間コンクリート は全てこれでいく
2日間にかけて施工。写真(前日分)にあるように取り立てて特殊な材料は使わない。
こちらも前日分。犬走りなど狭い場所こそ透水性コンクリート は重宝される。水はけ、仕上げが楽などの利点。
製造はおなじみ、レミックマルハチ。エース森さん自ら配達をしてくれた。
そして、2日目も程なく完成。プレート一発転圧仕上げ。施工中に仕上げ面を歩行できることは施工性能の高さを意味する。
左官業の方は仕事がとにかく早く正確。不陸(ふりく)もなくフラットな舗装面が素早く作られる。
店舗外構といえば大抵(排水性)アスファルト。
大抵はそれほど考えもせずそうなる。
すでにヤマジョウ建設さんは常連さん。
施工チーム3チーム全てが透水性コンクリートを経験された。
仕入先である僕たちにもとても気持ちよく声をかけてくださる。
全員がとても紳士的な雰囲気の会社さんだ。
「やってるかんがあるよね」
長屋社長の言葉だ。
いいことばだと思った。
確かにアスファルト。
自分で施工するってことはない。
大抵このような店舗外構(駐車場)に選ばれる舗装はアスファルトとなる。
それなのに、長屋社長は好んで透水性コンクリートを選択する。
「やってる感」
つまり、注文してあとは全て丸投げ。
工事店であるにもかかわらずその工事を他者に投げる。
それよりも、自らリスクをとって新しい価値を採用。
その道の材料に対して自分たちの工事店としての工事の腕を奮う。
工事店の矜持。
それが、「やってる感」という言葉に現れている。
結果、耐久性が担保されお客様(施主)も喜ぶ。
工事店の矜持の先にお施主さんの笑顔や喜びがある。
今はまだ特別な透水性コンクリートをリスクをとって採用する。
これまでの従来製品を採用してりゃ無難。
その無難を乗り越えて顧客のために透水性コンクリートを提案する。
アスファルト
コンクリート
いずれにも良さはある。
ただ、透水性という性能を長く楽しみたいのなら。
石油製品(アスファルト)は輪ゴムやポリバケツと同じ物性。
ガラスや石材の仲間であるコンクリートには長期耐久性において利がある。
それを知っている。
だから、長年問題なく利用してほしい。
その気持ちを優先させる。
お客様を喜ばせる。
こうしたお客様のお力で透水性コンクリート は次第に標準になっていく。
日本の地面を変える。
僕たちもその先のお施主さんを喜ばせるために。
僕たちのお客様であるこうした工事店にじっくりと寄り添い、
求められているものをひたすら提供していきたいと思う。
それは、「生コンでいいこと」。
宮本充也