2019/11/14
【福岡】「一般の方もやってくる!」生コンでいいことセミナー in 野方菱光

是非実物に触れ納得してもらいたい。決して安くはない買い物なのだから。徹底的に納得いくまで吟味してもらいたい。限られた時間に決めなければならない負担。なるべくそのストレスから解放して差し上げたいと思っています。
限られた時間、予算、選択肢。だからこそ、百聞は一見に如かず
体験会では実物の透水性能を「体感」することができる。
久留米市から駆けつけていただいた後藤さん。
自ら水をかけ透水性を体感。
溜まらない
というよりも、
溜まれない
といった方が正確かもしれない。
たちどころに水が吸収される様子を体験する。
「うん、滑らない」
サンプルを踏みしめてみる。
「幼稚園でも採用されたりするんですよ」
野方菱光の坂口さんが説明を挟む。
「目詰まりとかはどうなんですか?」
「熱はこもったりするんですか」
「アスファルトとの違いは?」
お忙しい時間を割いてわざわざ会場にいらっしゃるほどの熱意。
「自分で施工してみようと思ってます。1人だと難しいですかね?」
普段農業に従事されていて自宅の駐車場を整備しようと透水性コンクリートを見つけたという。
アスファルト
真砂土
土間コンクリート
いろんな舗装のそれぞれの良し悪しを比べてみる。
コンクリートのプロとしても説明を添える。
「空いているときにはコンバインなんかも置いておきたい」
限られた予算、限られた時間、限られた選択肢。
きっとお施主さんは誰しも理想とするところ、そしてそれを阻む現実に常にストレスを感じておいでなのだろう。
でも、そのプロセスを少しでも楽しく、ストレスのないものにして差し上げたい。
改めて、それが僕たちプロの仕事なのだと思う。
自宅周辺の平面図をホワイトボードに示して実際の納品や工事について協議する。
1人で考えるよりも、きっとこうして見学会でプロも交えて話し合った方が楽しいし正解に近づけるはずだ。
結果、透水性コンクリートでなかったとしても、それでいい。
もちろん、透水性コンクリートにたずさわるプロとしてはどうか是非透水性コンクリートを選択してもらいたい。
ただ、押し売りはしたくない。
良さを伝えるために他の製品の悪いところばかりを論うのはフェアじゃない。
製品じゃなく、その人の暮らし、人生に寄り添えるようなプロでありたい。
結果、透水性コンクリートでなかったとしても、それでいい。
そんなふうにありたいと思う。
「一般の方もやってくる!」
生コンでいいことセミナーはそんな孤独な一般の方と施工者、製造者をつなげる場として全国で開催している。
宮本充也