2018/06/15
「人を想う気持ちが形になる|月刊透水性コンクリート Vol.12」

「おばあさまの足が不自由」。人を思う気持ちが形になる仕事に携わることは誰もが望むもの。砂利敷きになっていて歩行に危険が伴う。けれど、そのまま舗装をしてしまったら雨の日水の逃げ場がないので歩けなくなっちゃう。おばあさまを思う気持ちが形になった。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_400.html
「おばあさまの足が不自由」
草むしりは腰をかがめてやる作業。
若くてもその作業は全身にこたえる。
砂利敷きのままにしておけば際限なく生えてくる雑草と向き合わなければならない。
おばあさまの気持ちに立つととてもさせたくない。
舗装といえばいろいろある。
アスファルト舗装やコンクリート舗装。
樹脂舗装やブロックみたいにおしゃれなものもある。
舗装をすれば草は生えてこない。
けれど、今度は「水はけ」という問題に苦しむ。
雨の日は家の外に出ないでね。
そんなわけにはいかない。
おばあさまを想う気持ちが気軽に選択できる「透水性コンクリート」という形になった。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_405.html
「ポンプ圧送による透水性コンクリートの施工」
これも人が人を想う気持ちが形になっていく。
ポンプ圧送はできないんだね。
がっかりとした表情を浮かべる。
大量に施工する時には圧送工法はとても有益だからだ。
けれど、一般に透水性コンクリート(ポーラスコンクリート)は、
圧送には不向き
と考えられている。
誰も挑戦しようとすら考えなかった。
福井県の圧送業川端工業中村さんは「やってみた」
やってみる
ちょっとした違いだけど大きな違い。
今はまだまだ問題だらけだけど、
やってみたことの成果は大きい。
いつか、大量打設でもポンプで簡単に施工できるあたりまえがやってくる。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/25.html
「毎月25回見学会」
知らない人に知ってもらえるだけで喜んでいただける。
このところの生コンポータルは問題意識を強く持っている。
知らないだけで苦しんでいる。
そんな人たちがまだまだたくさんいるという事実。
知ってもらえるためには、
「伝える」
というこれまで生コン業界になかった手段が必要になってくる。
生コンポータルは伝えるサイト。
もっと多くの人たちに、
この土間コンの常識を変える「透水性コンクリート」
知ってもらう。
知ってもらうだけで、
・水勾配の悩みやメッシュ配筋の面倒
・雨の日や夕方からでも30分確保できれば施工できる簡便さ
・仕上がりに色むらやひび割れが見えない価値
こうしたことを知ってもらうだけで。
多くの人たちに喜んでいただけることがわかってきた。
生コンポータルでは1日に3件記事を更新しています。
月に1回メルマガを発行しています(それぞれの「生コンでいいこと」ごと、合計4回)
「伝える」
僕たち生コンに従事している人たちの本気を知ってもらうだけで。
多くの人に笑顔が生まれる。
生コンでいいこと。
宮本充也