長岡生コンクリート
ドライテックは高い透水性を持ちながら
表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2021/11/11

《造粒ポーラス》「透水性コンクリートの全く新しい伝説が始まっています」(月刊透水性コンクリート Vol.52)

《造粒ポーラス》「透水性コンクリートの全く新しい伝説が始まっています」(月刊透水性コンクリート Vol.52)

着想からたった3ヶ月で現場実装を迎えた全く新しいポーラスコンクリート(造粒ポーラスコンクリート)は「オワコン」と名付けられ、排水・ぬかるみ・雑草対策という分野に鳴り物入りで登場している。「透水性コンクリートの全く新しい伝説が始まっています」(月刊透水性コンクリート Vol.52)



造粒ポーラス全く新しい透水性コンクリート

⚫︎今月の記事1: 生コン(残コン)を再生し大地を削らず汚さないクローズドループの産業を目指す

いよいよオワコンの実装が本格的に始まっている。

本日(2021/11/11)、そして、来週17日静岡県田方郡函南町、18日は同伊豆の国市、そして20日には栃木県宇都宮市で実装が予定されている。

猛烈なスピードで造粒ポーラスコンクリート「オワコン」は立ち上がり始めた。

ここまで早い立ち上がりの製品(生コンクリート)を他に知らない。

アジャイル開発よりも早い。

アイディアが生まれた翌日にローンチ、販売を開始する。

配合も原料(Y弾)の仕様も何もかも決まっていないのにリリース。

創発型開発とでも名付けようか。

特定の企業が独善的に開発したものではない。

このプロダクトの開発に関係した企業は数えられない。

Y弾製造の陽光物産に、原料製造のMAPEI、そして、長年ポーラスコンクリートで協業してきたフッコー、販売でパートナーシップを組んでいるエクスショップ、さらには、それぞれの地域で主体的に操業をされている生コン工場や施工者、そして消費者の集合体。

特定の企業の思惑で作られたものではなく、さながら創発のようにそれぞれの持ち場でそれぞれの役割に徹していた結果として産出されたプロダクトだ。

だから、特定の企業名を冠する必要はない。

それは、ドライテックのあり方に近い。

ドライテックもその冠にはいろんな会社がついている。

あなたや僕のドライテック。

そして、あなたや僕のオワコン、というわけだ。

⚫︎今月の記事2: 「DIY、業者への発注etc...。《オワコン》どうやって買ったらいいの?」あとだしじゃんけんワークス

⚫︎今月の記事3: 《たった三万円》「家周りの砂利敷き野良猫にうんち(ふん)されて困ってませんか?」猫よけ・ペットボトル・オワコン

⚫︎今月の記事4: 「雑草・水たまりは防草シートや砕石敷き、防草土の出番だと思っていませんか?」あの《ドライテック》に続いて 《オワコン》 登場!

⚫︎今月の記事5 《オワコン》「着想から製品化までのリードタイムが極端に短い理由について」(週刊生コン 2021/10/25)



オワコンの構造は非常にシンプル。

所定の配合で製造された生コンクリートが入った生コン車のドラムの中にドライテックのF材同様に原料Y弾を投入し高速攪拌すること3分間で完成。

粗骨材を核としてモルタルペーストが積層し造粒物で構成された砂粒状のコンクリートに変質する。

粒度分布は有しているものの、それを敷設しそのまま転圧・締め固めればポーラスコンクリートだ。

積層しているモルタル部分は保水するため、今後の研究に委ねられるが保水性能を期待できる。

また、従来のポーラスコンクリートと違って粗骨材の周りにはセメントペーストではなくモルタルペーストが積層しているためCCUS(Carbon Capture Utilization Storage)混和材などの配合の自由度が高い。

また、全く新しいコンクリートであるためJISの鎖が及ばない。

今はまだエクステリアなど比較的小規模ロットのコンクリートであるため生コン組合の鎖も免れる笑。

好きなものを好きなだけ配合できるということはつまりスラグやフライアッシュなど副産物の配合も自由だ。

なんだってできる。

自由だ。

現状の要求性能は、排水・ぬかるみ・雑草を対策する一点。

強度や耐久性におけるライバルはコンクリなどではなく防草シート・マット・土。

敵じゃない。

楽勝。

そしてもちろん、排水・ぬかるみ・雑草対策という分野にとどまるつもりは毛頭ない。



対象市場は《地面全部》モンスタープロダクト「オワコン」

現在の想定している1m3あたりの配合は以下の通り。

c:125kg、w:125kg、G+S:2,000kg、AD:0kg、Y弾:2袋

これで、オワコンが完成する。

GとSの比率はおよそ3:7程度(元々残コン由来の粒状化された骨材をふるわずにそのまま利用しようとしている)。

セメント量が極端に少ない、また、水セメント比が高いことがわかるはずだ。

ただ、排水・ぬかるみ・雑草を対策する程度ならこれで十分。

そして、もう、お気づきの通りcを増やせば増やすほど、あるいは特殊混和材を使うなどすれば、強度は上がる。

軽交通に求められる2.5n/mm2はおろか、車道に求められる4.5n/mm2という曲げ強度だって達成可能。

そうなれば、ドライテックが想定していた適用領域であるエクステリアや駐車場、あるいは歩道にとどまらず、高速や国道などの高規格道路の舗装にも適用可能ということになる。

また、施工方法は絶滅危惧種のRCCP(Roler compacted concrete pavement)と酷似。

フィニッシャなどで敷設されたオワコンをローラーで締め固めれば高強度の透水性コンクリートが完成する。

早期交通解放も期待できる製品ということになる。


ただ、まあ、今は目の前の現場に集中しよう。

とてもありがたいことに、現在こちらの技術についてはRRCSや横浜国大らのお力を借りてその研究が始まろうとしている。

僕たち生コン工場の役割は研究ではなく実装。

研究と実装の両輪が回転することにより全く新しい技術分野である造粒ポーラスコンクリートが市場を広げることとなる。

大地を削らない、汚さない、蓋しない、循環するコンクリート。

情報共有による製造・施工・消費ラストワンマイルの創発。

着々と生コンポータルのコーポレート・ステートメントは具体的な形を帯び始めた。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

水勾配がいらない土間コン「ドライテック」については
こちらをご覧ください。

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