2021/06/28
【山口】「今日の感動を明日の当たり前にするために」下関生コンクリート・all round

山口県下関市。土間コンクリートにすると表面が黒く汚くなる。仕事で洗い物があるので土間コンクリートの上で行うと雨だれの様に黒いスジができる。ネットを見てこれしかないと外構屋さんに見積を頼んでいたが中々でてこなかったので奥様のお友達に相談したらバスケつながりでall roundと繋がった。
製造:下関生コンクリート(担当:橋本勝昭)、施工:all round(担当:新井真介、100m2、10mm厚、6名、4時間30分、タイムラプスあり)
雨垂れのような黒い筋
施工Before。
土間コンクリートにすると表面が黒く汚くなる。
仕事で洗い物があるので土間コンクリートの上で行うと雨だれの様に黒いスジができる。
水を吸い込まない土間コンの場合水は表面にじんわりと広がる。
空気中の汚れは水に溶け込んで土間コンの表面に広がりそこに残る。
雨樋の排水出口など、水の通り道は汚れやすいだけでなく、黒カビやコケなども生育しやすい環境となる。
汚れやすい。
一方、ドライテック(透水性コンクリート)はたちどころに水は吸い込まれていくため、表面に汚れが残留しにくい。
生育のための水も奪われるため、日陰でもコケ・カビの発生は限定的。
ネットを見て「これしかない!」と知り合いの外構屋さんに見積もりを依頼するもなかなか出てこない。
奥さんのお友達にこの話をしたら、バスケ繋がりでall roundに出会う。
インターネットの現代らしいつながり方だ。
今やつながるべき個人と企業はつながらない理由がなくなった。
また、all roundの本拠地は北九州(お隣福岡県)のため、生コン工場の協力を取り付けねばならなかった。
今回は下関生コンクリートさんが気持ちよく製造協力を買って出てくださった。
ドライテック流通の大前提となるのがその地域の地元生コン工場の協力。
これも、インターネットをきっかけとしてこれまで縦割り・階層で整理され互いに繋がる必然性がなかった生コン産業に生まれている変化だと思う。
いよいよall roundの施工が始まる。
それにしても魅せる施工だ。
淀みなく進むフローはその多くの実績・経験を物語っている。
さらに、今回は製造指導に駆けつけたまさつぐが持参した生コンポータルポロシャツを着ていただいている。
ありがとうございます!
僕がまず感動したのが、こちらの写真だ。
素晴らしき施工精度、素晴らしき平坦性。
何気なくポンと置かれているフレスノの直線部分とドライテック表面の設置面を注目してほしい。
凹凸が全くないので、隙間ができていない、つまり、真っ平らだということがわかる。
それ以外にも、影の部分の直線とかでもその施工の上質さを伺うことができる。
いつまで経っても見積もりをよこさない外構業者さんではなくて、all roundのような業者さんに出会えてお施主さんは本当に幸せだと思う。
そして、改めて僕たち生コンポータルは、もっともっと製造・施工体制を充実させてこの幸せを広げることが使命なんだと知った。
生コンをもっと身近に。
産業の風通しをよくする。
施工After。
100m2大規模な外構舗装は6名で4時間30分で見事完成。
お仕事でも頻繁に洗い物をされるということだが、雨垂れのような黒い筋は発生しない(そもそも流れない!)。
見事、施主の希望に応えることができた。
つながる、人と人
同じ街やご近所に住んでいてもつながることがなかった人々が今共通項や共感をベースにつながるようになっている。
施工後の記念写真。
こうした交流の起点となっているのが、人と人がつながること。
もしも、インターネットがなかったらと思うとゾッとする。
きっと、「これしかない!」というニーズも生まれなかっただろうし、ドライテックはもちろん、all roundだって見出されることもなかった。
素晴らしい施工品質も、その後の人々のふれあいも生まれていなかった。
これからのサプライヤーの使命はインターネットをフル活用してこうした人と人との繋がりをたくさん生み出すこと。
チャンスをたくさん創造すること。
https://www.facebook.com/102123871618088/posts/322633242900482/
all roundの facebookではそんなかけがえのない交流を見ることができる。
毎日更新させてもらってるこのドライテック施工現場の様子もルーティーンとして無感動になってはならない。
一つ一つの現場に今回と同じかそれ以上に感動が眠っているはず。
今日の感動を明日の当たり前にするために。
電気や水道が当たり前に人々の暮らしを豊かにしているように。
サプライヤーである僕たちに何が求められているのかを冷静に見極めて粛々と実行に移していきたい。
宮本充也