長岡生コンクリート
ドライテックは高い透水性を持ちながら
表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2021/01/01

【福岡】「《残コン》ドライテックで整備する通路と植栽」All round・大分綜合建設

【福岡】「《残コン》ドライテックで整備する通路と植栽」All round・大分綜合建設

毎日地道にブログを書いたり見学会やセミナー、施工指導に立ち会っていると、ほんのごくたまに恵まれる素晴らしい出会い。2020年のそんな出会いの1つに、All round新井さんとの協業があった。何事にも積極的な人はきっと何事にも可能性を見出す。「《残コン》ドライテックで整備する犬走と植栽」。
製造:大分綜合建設(担当:九鬼智絵)、施工:All round(担当:新井真介)。



ドライテックでも問題からチャンスへ!《残コン》とは?

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綺麗にドライテックで整備されている通路や植栽周りの舗装。

実は、この現場、「余り物《残コン》を有効利用されて完成した」ドライテック。

これで、家周りや植栽まわりの通路の水はけ問題は解消される。

この現場、通常の施工実績としてももちろん価値のあるものだが、何よりも注目したいのは「残コン」を利用しているということ。


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勝手に環境整備シリーズ笑
大家さんは意外と喜んでくれてます

まさかの年内に仕上がるとは...

残コン(ドライテック)の利用価値
基本的には余裕を持って数量計算します。
現在の供給パートナーは大分綜合さんなので、材料の特性上、お持ち帰りは大変
なので半日あればだいたい施工できるドライテック施工。
利用価値のある場所などに
宣伝効果も笑
季節にもよりますけどね

https://www.facebook.com/102123871618088/posts/204585701371904/



遠方(北九州に大分高田豊後から)に届いたドライテックとその残コン。

世間にはあまり知られていない生コン・建設産業の闇、残コン

⚫︎参考記事: 生コン(残コン)を再生し大地を削らず汚さないクローズドループの産業を目指す

昨年RRCS(生コン・残コンソリューション技術研究会)が発足され、いよいよ公的な認知を得ようとしているものの、まだまだ世間一般での浸透は限定的。

生コンポータルではドライテックと並んで、20年来この「残コン」を問題視してきた。

現場に届いた生コンクリートは余れば使い道がなくなり捨てられる。

それら「ついさっきまでプロダクトだった」生コンは瞬時に定義が変わりゴミとなる。

そのゴミの大半は再生されることなく、大地を汚し、蓋をしてきた。

再生されないその分、新たに余計な生コンが必要とされ、その分大地(地球)は削られる。

いちいちの現場での発生はごくわずかだが(だからこそ!)、世界全体では毎年7億m3もの残コンが生まれ、その分地球は蓋され、汚され、削られている。

この知られざる人類の営みの副産物「残コン」を完全再生することを持って、クローズドループ産業としての生コンを達成し、資源循環型社会のハブとして生コン工場の新しい役割を創造したい。

生コンポータルではそんな大いなる夢に臨んでいる。


「千里の道も一歩から」

その意味で、同志All roundの新井さんの工夫には脱帽した。

現在あいにく北九州地区では「地球に蓋しない」コンクリートの製造に共感してくれる生コン製造者は皆無。

もちろん無理強いはできないから、理解が得られるまで我慢は続く。

(組合とかしがらみとか色々あるから難しいとは思いますが、北九州地区の生コン関係者の皆さんどうかご理解ください)


一方、大分県豊後高田に操業する生コン製造業・大分綜合建設はその夢に共感する。

高速道路を使っても1時間半近く遠方の北九州市まで価値を届ける。

(通常の生コン供給平均時間は20〜30分といったところ)。

普通では望むべくもない力強いパートナー(夢の共感者)の存在だ。

今、日本中で資源循環・クローズドループ・サステナビリティへの共感は広がっている。


遠方だから「足りなかったからあと0.5m3追加で持ってきて」ってわけにはいかない。

北九州と豊後高田だ。

近所の生コン屋さんのように、「ごめん、足りなかった」と追加注文できるような距離じゃない。

だから、新井さんはあらかじめそうしたリスクを想定して「多めに注文をしておく」

無論、多めに注文すれば残コン発生リスクはそれだけ高まる。

そこからが、新井さんのすごいところだ。

「余っても、その材料を利用できるスペースを確保しておく」というウルトラCの工夫が炸裂した。

お付き合いのある理解あるお施主さんの協力を得て、「余った場合の残コンドライテックでもOKな現場」を確保

このたび見事にその施工が完成した。

透水性コンクリートの材料を一切余らせることないAll roundの環境整備。



あまりにも素晴らしいアイディアすぎて、本番の現場よりも先に紹介してしまった笑。

本番の現場は明日以降のブログで紹介したいと思う。

駐車場と犬走に採用された北九州市の現場だ。

つくづく思う。

常に新しい、常にもう一歩を志向する人にはやっぱりそれだけ多くの共感者がついてくる。

今回「残コンでもいいよ」とおっしゃっていただいたお施主さん。

(「残コン」といっても、性質は何にも変わらない)。

新井さんの環境志向に共感する多くの人々。

そんな人々がいたからこそ、次から次へとsomething newが生み出され続ける。

その繰り返しの向こう側でイノベーションが生まれる。

2021年が始まった。

そんな素晴らしい人たちと積み上げてきた経験を、今年以降さらに社会に還元できるよう努めていきたい。

「《残コン》ドライテックで整備する通路と植栽」。

新井さんや、九鬼さん、そしてその周りの人たちの活躍から目が離せない。

あなたや僕も、傍観者ではいられない。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

水勾配がいらない土間コン「ドライテック」については
こちらをご覧ください。

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