2021/06/14
【愛媛】「《最近評判をよく聞く》となった理由」春日川内共同生コン・BAGUS

愛媛県松山市。施工BAGUS松本さん、「最近評判をよく聞くので今回土間コンを施主に了解をとって透水性に変更した。練習を兼ねてやって見たかった」。施工後、「やって見て結構大変だったけど今後は犬走なんかも良さそうなのでやってみたい」。春日川内共同生コンは昔から親しくしていたので気持ち良く熱心に協力いただいた。
製造:春日川内共同生コン(担当:市川勝利)、施工:BAGUS(担当:松本昌人、37m2、100mm厚、5名、2時間、タイムラプスあり、エクスショップ施工店)
最近評判をよく聞く
春日川内共同生コンは昔から親しくしていた。
初めてのドライテックということではあったが気持ち良く熱心に協力いただいた。
「最近評判をよく聞く」
生コンポータルの所在地静岡県伊豆の国市とは縁もゆかりもないこの土地でもその名前は一人歩きしている。
今では各地の生コン工場(およそ620工場)に支えられて製造・出荷され、現場で施工されている。
まるで、水道・電気のインフラのように毛細血管が各地に張り巡らされるようになった。
「練ったことないので不安」
そんな生コン製造者向けには動画コンテンツも用意され、製造には実際今回もそうだったように生コンポータルから製造指導員が派遣される。
【透水宣言】生コン工場向け ドライテック製造方法【マニュアル】
透水宣言 ドライテック配合説明の様子
いずれの生コン工場もご当地で長年の操業実績を誇っているため手厚いサポートがあれば良質な材料が現場施工業者の元に届くようになっている。
ベニアを使用した締め固めはプレート転回時の不陸(プレートマーク)を防止するため。
材料の供給が途中中断された際にはこうしてシートで覆うことによってドライアウト(乾燥)を防ぐ。
施工After。
37m2の駐車場は5名の作業者で2時間で完成。
初めての施工ということもあり、製造指導に立ち会っていたまさつぐが現場に急行。
施工指導も兼ねることができるので、生コンポータルとしてもとてもありがたいのです。
どしどし遠慮なく声をおかけください。
なお、施工の様子は動画撮影をさせていただき、YouTubeでタイムラプス配信することで、この次の施工を考えられている方々への参考とさせていただいております。
評判を支える製造・施工インフラ
愛媛県松山市といえば道後温泉か。
以前出張先で先方の社長さんに「温泉につかって行きなよ」というご好意に甘え良き1日を過ごした思い出がある。
その後、僕が地元JCで死ぬほど評判が悪いことが発覚し、疎遠になってしまっているが笑。
なんなんだ、JC、マジで気持ち悪い。
「入ってくれ」というから入ってやったのに、悪口を言うとはどういう了見だ。
しかも、「やめる」と言ったら、「休会(会費は払うけど来なくていい)という制度もあるからそこをなんとか」と慰留されて、「じゃあ、仕方ないそれで」ってなったのに、なんで愛媛県のJCにまで僕の悪口を轟かせてやがるんだ。
消防団も、JCも、おそらく僕はいずれの団体にも向いていないので、今後も絶対に入らないようにしたい。
(毎回、村八分同然で追い出されている)
エクステリア学会とかも絶対に入らないようにしよう笑。
ついつい思い出話に浸ってしまった。
そんな愛媛県松山市だが、旅行で訪ねることはあっても、今回施工されたBAGUSさんも、春日川内共同生コンさんも、元々存じ上げていなかった。
なのに、そんな土地にドライテックが製造・施工されている。
隔世の思いだ。
16年前にローンチしたこの取り組み(ドライテック)は1件1件生コン製造業者に掛け合い製造協力を取り付けてきた。
その数、現在640(全体の20%)に及ぼうとしている。
製造との両輪たる「施工」は2000に達しようとしている。
この製造・施工インフラの拡充が、「最近評判をよく聞く」というトレンドを醸成し、もって消費者(C)に価値が届けられるようになる。
もちろん、変態ブログ(日に3本)で直接Cに訴求してるってこともあるが、やはり製造・施工インフラ、つまりは流通チャネルが構築されていなければ、価値は顧客の元には届かない。
製造・施工インフラがプロダクトの名前を一人歩きさせる。
ルーティーンとして毎日ドラッカーを読んでいる理由もここにある。
プロダクトやサービスが自社と市場と顧客を行き来する媒体として確立されるためにはシステムが必要なのだとつくづく思い知っている。
そんな歴史から、「最近評判をよく聞く」という流れになっている。
たどってきた足跡を振り返れば景色が随分様変わりしていることに気づく。
さらに、2050年カーボンニュートラルが追い風になっている。
今朝の日経クロステック読みましたか?
大々的に透水性コンクリートが取り上げられてますよ。
取材を受けたのは僕です。
宮本充也です。
ピースピース。
日経xTは日本最大のメディアだそうです。
頑張ってれば、そういった人たちも注目してくれるようになるんですね。
まあ、16年も前から頑張ってたので何を今更という感じはしますが笑。
時代の追い風を受けてこの取り組みはますます加速します。
ここから二次曲線は信じられないスピードで世界の景色を変えていく。
それを支えているのは、各地で真剣に操業されている製造・施工のラストワンマイル。
僕も、その1人として、引き続き自分のできることに注力していきたいと思う。
宮本充也