2020/07/09
「ついにきた?!ストリートバスケットボール《アパレル》《ブランド》との協業!!」ballaholic

透水性コンクリート、つまり生コンはつくづくBtoBでつくづく知られていないということに普段から身につまされている。「知られていないことは存在していないこと」を至言とし日々情報発信に勤しんでいるある日にその話は突然降ってきた。「ついにきた?!ストリートバスケットボール《アパレル》《ブランド》との協業!!」
https://ballaholic.jp/
アパレル・ブランドと透水性コンクリートの協業
Ballaholicとはストリートバスケットボール界でコアなファンをもつアパレルブランド。
昨日(2020/07/08)のオンラインセミナーに受講された方の雰囲気が普段のそれとは違っていて話が進む中でその違和感は感動に変化していく。
オンラインセミナー(マンツー)の様子。
「普段施工しているわけじゃないんです」
最初はDIYerの方かと思っていたが、途中でバスケットボールに関係する仕事をされているということがわかった。
「どおりでテーブルがバスケットコートですね(笑)」
それはまさに生コンポータルや透水性コンクリートにとって初めての異業種コラボレーションのチャンスだった。
「バスケットボール」「土間コン」でGoogle検索をすると透水性コンクリートがトップ
僕を含め生コンポータルチームにバスケットボールを趣味とする人はいない。
せいぜい「昔部活でバスケやってたぜ」程度。
でも、この透水性コンクリート普及の道のり15年の中でやけに接点が多かったのが、バスケットボール。
「自宅にバスケットコートを設置したいので透水性コンクリート」
という問い合わせと施工実績。
地面を透水性コンクリートにすることで「平らにできる」(水勾配不要)、「ドリブル音が軽減される」「雨の後すぐに練習できる」「DIYもできる」という価値がバスケットボーラーに強く訴求するようなのだ。
(参考:バスケットボール関連記事)
15年の透水性コンクリートの普及活動。
4年と5ヶ月目のインターネットによる情報発信の努力。
継続は力なりとはいうけれど、見守ってくれてる人がいたんだね。
ついに、ついに、アパレルブランドからの協業の申し入れを頂戴することになった。
「Ballaholicのプロデュースで透水性コンクリートを基調としたバスケットコートをパッケージしたい」
生コンはつくづくBtoB
透水性コンクリートの歴史は「知ってもらう努力」の歴史と言っていい。
せっせとせっせと、時に売名と揶揄されながらも、毎日ブログ3本以上、なるべく知ってもらえる機会があれば足を運んで説明したり、最近ではオンラインセミナーも開催している。
そしてつくづく気づくこと。
生コンも、それを取り巻く、建築・土木も、果ては、造園・舗装も、全ては縦割り階層で整理されたBtoB産業。
新しいものやはぐれものはなかなか歓迎されない。
BtoBの檻の中での努力は報われない。
そのことに気づいたのは「インターネットファースト」を標榜して毎日ブログ3本を3年ほど継続した頃だったろうか。
「所詮生コンはBtoB、透水性コンクリートを広く社会に普及させるためにはBtoCへ突き抜けなければならない」
その後、モノタロウやエクスショップ、そしてcainzなどBtoC文脈で展開している小売への接触など数多くの努力がなされてきた。
そして、ついに来た。
「ゴリゴリBtoC一丁目一番地アパレル」との協業。
アパレルといえば、「見た目」だ。
第一印象だ。
機能やら理念はその次だ。
cが、つまりはトレンドが、流行が、今どうであるか、 Consumer群が今何を考えているか、何を志向しているか、その不定形な観念に常に敏感であることを要求されるアパレルブランド。
その文脈にいよいよ透水性コンクリートが沿う。
近々実際に生コンポータルにお越しいただいて今後の協業について協議を行うことになった。
この協業を皮切りになるべくBtoCに訴求するブランドや企業とのコラボを深めたい。
透水性コンクリートは地面だ。
どんな業種とだって連携はできるはずだ。
そして、僕たち生コンポータルがやるべきこと。
それは、あちこちに手を出して企画することではなく、製品そのものを磨き込んでいく努力。
透水性コンクリート、いよいよストリートバスケットボール界に登場する。
宮本充也