2020/09/22
「完成したコートで遊んでみた」ストリートバスケブランド《ballaholic》との協業 #13

《ballaholic》感動のバスケットコート完成の翌朝ランニングでコートの前を通りかかると早速子供たちがその上でバスケに興じていた。彼らの部活はそもそもがバスケではない(サッカー)。やっぱり場所があるだけで、人はバスケに惹かれる好例だ。
《ballaholic》のバスケットコートは実際どんな?
完成から一夜あけた朝ランニングの途中にコートを通りかかると子供達の矯正が聞こえた。
サッカー部の友人たちと、なんとサッカーボールでバスケを楽しんでいる。
「一番低い高さに設定してあります」
さすがキッズ。
すぐに使い方を身につけバスケに興じていた。
場所さえあれば文化は育つ。
実際問題彼らはサッカー部だ。
でも、すぐに、翌朝、サッカーボールで仲間たちとバスケに興じている。
そう。
場所さえあれば、バスケは始まる。
言い換えれば、場所がなかったからバスケは文化としての広がりが制限されてきた。
インフラ。
プラットフォーム。
循環というソフトウェアが駆動するために必要なのはハードウェア。
即座に子供たちとバスケに興じている中学生のキッズたちを眺めていてとても感動した。
完成したコートで実際に遊んでみればわかる土間コンクリートとのドリブル音の違い。
住宅地に設置される《ballaholic》のバスケットコートは近隣への配慮もなされている。
この場所は開放されている。
バスケという共通項さえあれば誰だってそこで遊べる。
交流できる。
3on3ができる。
すぐに仲間になれる。
そして、もっともっとバスケが好きになる。
人が集まり、文化は育まれる。
「完成したコートで遊んでみた」
バスケなんかからっきしな僕でも「ダンクできるかな」なんつって子供たちにサッカーボールを借りて挑戦してみた。
(もちろん、無様な結果だったことは言うまでもない)。
場所がある。
そのことがどれだけ大きな違いを生むか。
ballaholic
それはコンセプト。
アウトナンバーが広げるballaholicは形あるバスケットコートという形となって日本中の、さらには世界中の景色を変えていくことだろう。
その足元は透水性コンクリート。
雨水は舗装や排水設備に遮られることなく地下水脈に還元される。
自然と人が調和する世界も並行して達成されていくことになる。
宮本充也