2021/01/27
【三重】「なんでもできることは自分たちでやる」ストリートバスケブランド《ballaholic》との協業 #19

ballaholic自身が手がけるバスケットコートhomecourtの施工は2日目、路盤工そして型枠工につながる。前回研修での経験が生かされ、エクステリア・外構専門業者顔負け見事に型枠やゴール基礎が設置された。さあ、明日はいよいよドライテック施工だ。homecourtハーフコート完成までの完全ドキュメンタリー。
プロ顔負けの型枠設置
前日に掘削された地盤をハンドガイドローラーで締め固め・転圧する作業、透水性コンクリート・ドライテックの事前工程を解説する動画。
掘削、締め固められた地盤の上に下層路盤の材料(クラッシャラン)を重機(ホイルローダー)で敷設している動画。
敷設されたクラッシャラン(路盤材料)をハンドガイドローラーで締め固め・転圧する作業を解説した動画。
透水性コンクリート打設前最終工程型枠工は、高さの基準となる水糸に沿って現場で製作された木杭に頑丈に固定される作業を解説した動画。
ダンプトラックで現場に届けられた材料はホイルローダーで敷設され、バケットを利用して均される。
所定の高さに締め固められた路盤(下地)の上に型枠を設置していく。
ゴールの基礎を設置するための基礎穴の掘削状況。
いよいよドライテック施工までの全ての事前準備は整った。
月曜日から立ち会っているが、「本当にこの人たちアパレルの人たち?」と思ってしまうほどの施工に対するモチベーションだ。
小野田さん(代表取締役)にお伺いすると、「元々アウトナンバー(ballaholic)はこんな社風なんですよ」と笑顔を見せる。
SOMECITYというバスケリーグを主催している彼ら。
「そもそも、スポンサー頼みはだめ」
ということで、なんとか自力で回せるように、これまでも創意工夫の連続だったそうだ。
結果、「なんでもできることは自分たちでやる」という文化が醸成されていったという。
イベント1つ企画するにも、司会や音響、照明、舞台装置、あらゆるものを外注していたら、真っ赤っか。
ありがちなのが、「スポンサー様頼み」は結局ballaholicやSOMECITYの自主独立性を損なうことにもなる。
ならば、アパレルがプロの領域の彼らが自分たちの手でそれをやる。
司会、音響、照明、あらゆることを自分たちでやる。
その精神があったればこそ、この短期間(なんと半年にも満たないのだ!)に家庭用バスケットコートhomecourtは自身らの手で完成してしまう。
「すごくとんとん拍子ですね!」
なんて喜んでいたが、これは偶然でもなんでもない。
アウトナンバーがこれまで培ってきたものが当然・必然として形を作り上げている、ということに強く気付かされた。
いよいよ本日(2021/01/27)はドライテックの施工本番。
施工指導員まさつぐも栃木の現場から三重県松阪市に到着した。
中勢太平洋生コンとの調整もバッチリだ。
さあ、homecourtのメイン部材ドライテックはアパレルの皆さんの手でいよいよ施工される。
3日目の模様は明日のブログ記事で改めて紹介したいと思う。
宮本充也