2021/03/30
【三重】「人々の思いを投射できるキャンバス」ballaholic

ballaholicのhomecourtの進化は止まらない。ドライテックの強みとballaholicの願いが重なる「塗装のできる土間コン舗装」にはポーラスコンクリートと老舗塗料(仕上げ材)メーカーフッコーの強みが生かされている。思いを投射できるキャンバスとしてのポーラスコンクリートについて。
ドライテックはキャンバス
⚫︎参考記事: 「気軽に仲間を見つけて好きな時にバスケを楽しむことのできる世界へ」ストリートバスケブランド《ballaholic》との協業 #22
先月松阪市でballaholicメンバーらの手により完成したポーラスコンクリート舗装の上に現れた絵。
バスケットコートに描かれるラインとballaholicのイメージがその上に出現する。
ポーラスコンクリート舗装の土間コンには期待できない機能として「キャンバスになる」がある。
⚫︎参考記事: 【東京】「なんで土間コンにはカラーコートしないのにドライテックは色がつけられるの?」都屋建材・すざき
バスケットコートに限らず、施主(発注者)の要望に応じて、いくらでも好きなだけ表面にどんな形でも描くことができる。
それは、ドライテックのキーバインダー製造のフッコーが実は老舗仕上げ材(塗料)のメーカーであることに起因する。
そして、その塗装はプロはもちろん、DIYなど広く一般にもその便益を提供しうるものでもある。
トップコート(土間コン・ポーラスコンクリート・ドライテック専用)の塗料製造工程。まずは樹脂をハンドミキサーで練り混ぜるところ
トップコート製造プロセス。ドライテックの特徴として塗装ができる(土間コンはできない)ということが挙げられる。顔料を選ぶことでお好みの色に。顔料投入状況の動画
顔料(ポーラすコンクリート専用トップコート)がきちんと分散するように入念に練り混ぜることが大切
ポーラスコンクリート専用トップコート(フッコー製)製造プロセスについて。電源はポータブルから。スプレーガンはコンプレッサーで
トップコート製造完了。ポーラスコンクリートは土間コンと違ってお好みの色を塗装することができる
完成したトップコート(ポーラスコンクリート・ドライテック専用)をスプレーガン(ポータブル)で塗装している様子。ballaholic一堂大変喜んでいた
ドライテックのキーバインダー製造フッコー実は老舗塗壁(仕上げ材)メーカー
ホームページを見れば一目瞭然。
壁だらけ。
仕上げ材。
塗装。
そんな老舗塗壁メーカーはアトリエ系など有名建築家御用達の有名企業。
ひょんなことから始まったチグハグな組み合わせ、壁材屋さんと生コン屋さんのコラボレーションはもう16年目。
そして、気づいたことがあった。
土間コンにはダメだけど、ポーラスコンクリートなら塗装ができる。
フッコーのお家芸が炸裂させられる。
見た目の自由度が高いポーラスコンクリートの土間コンはそして今有名アパレルブランドに見出された。
壁、生コン、アパレル。
普通に暮らしてたらまるっきり関わりのなさそうな企業が今の時代はごく自然に繋がり共同する。
それは業界の内側に拘らず、広く世界に興味を広げた人々による共感の結果。
バスケコートのラインはトップコートで表現される。
これ、例えばこれから増えてくるB2B企業向けドライテックという視点で考えるとかなり可能性があると思う。
コーポレートマークを駐車場に。
CO2を焚くだけで年数が経過するとすぐにダメになるアスファルトの黒いつまらない駐車場ではない。
自社の思いをランドマークにすることができるCO2を収容し地球に蓋しないいつまでも美しい駐車場。
考えただけでも僕がどこぞの企業のオーナーなら絶対に駐車場はドライテックだ笑。
人々の思いを投射できるキャンバスとしてのポーラスコンクリート。
共感の輪を広げれば可能性は無限大だ。
宮本充也