2021/06/28
《動画》「コンクリートの夜明け・環境問題・中性化・脱炭素・CO2固定化について」

やり上げた。事業パートナーエクスショップとSUMMERHILLの協力で半年を突破したコンクリート講座シリーズ。おそらくYouTube史上初めてコンクリートに関して、中性化・脱炭素・CO2固定化を論った作品になったろう。今はまだそれほど注目をされていない分野。何事も継続が一番大事。
コンクリートの夜明け
コンクリート講座 #29コンクリートの夜明け・環境問題01中性化・脱炭素・CO2固定化について「コンクリートの中性化・脱酸素のメカニズム」
コンクリート講座 #30コンクリートの夜明け・環境問題02中性化・脱炭素・CO2固定化について「コンクリートとSDGs」
コンクリート講座 #31コンクリートの夜明け・環境問題03中性化・脱炭素・CO2固定化について「透水性コンクリートとSDGs①」
コンクリート講座 #32コンクリートの夜明け・環境問題04中性化・脱炭素・CO2固定化について「透水性コンクリートとSDGs②」
コンクリート講座 #33コンクリートの夜明け・環境問題05中性化・脱炭素・CO2固定化について「Carbon capture and utilizationとは?」
コンクリート講座 #34コンクリートの夜明け・環境問題06中性化・脱炭素・CO2固定化について「残コン」
コンクリートの夜明け・環境問題・中性化・脱炭素・CO2固定化について
ドライテック講座29-34
政府の発表により思わぬ方向性からコンクリートが注目を集めることとなりました。
「コンクリートから人へ」→「コンクリートisグリーン」
コンクリートのCO2関連情報を整理してまとめています。(おそらくまだ続きます)
・コンクリートの中性化による環境負荷軽減の促進
・コンクリート製造時のCO2除去技術について
・CO2問題からみた透水性コンクリートの利点など
今回はかなり専門知識ふんだんな講座内容になっています。
それでは、よろしくお願いします。
(SUMMERHILL奥川さんからの共有)
「コンクリートから人へ」→「コンクリートisグリーン」
これぞ、グレート・リセット。
悪者コンクリートがある日突然世界の救世主として注目される。
僕たち生コンラストワンマイルはこの記念すべき時代の変化の只中にいることを改めて理解しなければならない。
きっと、1849年にフランスの植木職人モニエが鉄筋コンクリートの着想を得たあの時代と同じかそれ以上の激変の時代なのだと思う。
ジョゼフ・モニエ[1](Joseph Monier. 1823年11月8日-1906年3月13日)は、鉄筋コンクリートを考案したことで知られるフランスの庭師[2][3]。(Wikipedia)
動画でも解説のあるように、鉄筋コンクリートという発明から世界の景色は激変した。
200年近く経過して、鉄筋コンクリートにとっての脅威「中性化」が全く逆のベクトルで再認識されるようになった。
動画の中ではいつになく情熱的に語っている僕。
奥川さんが表現したように、「コンクリートの夜明け」。
数多くの挑戦と失敗がコンクリートの分野でも長年積み重ねられてきた。
それら努力の集積が閾値を迎えている。
「CO2はかぶれや流行の類ではなく確実にこれからの世界を規定する」
確信している。
地球環境という競合や戦争をも包含するエコシステム全ての存在にとって絶対のテーマを定量化しうる二酸化炭素。
これからのあらゆる活動はこの二酸化炭素を通貨として評価・定量される。
CO2出すな、石油を焚くな、プラスチックを使うな。
その時代にあって、「水の次に流通する材料」生コンクリートのラストワンマイルの僕たちができることは何か。
真剣に考えて考えて、それを躊躇なく実行に移したい。
今回の動画はコンクリート解説シリーズの中でも重要なターニングポイントになっている。
宮本充也