2020/10/18
【千葉】「介護施設の職員の方達で外構舗装をDIY施工!」安藤産業 多古生コンクリート工場

千葉県成田市吉岡。介護施設を運営するエイワン社「とりあえず、何でもやってみよう!」の精神で、今回透水性コンクリート《ドライテック》に初挑戦。自社物件の外構工事として採用。「砂利敷きでは面白くない」「自分たちで作業できる」「YouTubeの動画を見た」が採用理由。(二見メンバー報告)。
製造:安藤産業 多古生コンクリート工場(担当:並木工場長、大川試験室長)、施工:エイワン(清掃業・介護業を生業とする会社、120m2、50mm〜150mm、4名、8時間)。
介護施設で採用!しかもDIYで!!
施工Before。
現場に立ち会った生コンポータルの二見メンバーより、
「厚みが薄い場合の不具合」
「下地がしっかりしていない際の割れ」
「透水性能は下地に拠る、等々」
諸々の注意事項を伝えた上で、施工開始。
なんと、120m2もの大規模工事でありながら、施工される方々は建設業関係者ではない。
1人もいない。
しかも、そんな素人さん4人で施工。
DIY。
生コン産業に20年身を置いているが隔世の感を禁じ得ない。
一般の方々の施工にこうして生コン車が届くのだ(製造協力は安藤産業 多古生コンクリート工場)。
みなさん、一般人です。
よくよくYouTubeなどで予習されたのだろう、敷設、トンボを使って均し、そしてプレート転圧(30kgコンパクタ)。
淀みなく施工は進む。
施工After。
120m2、50mm〜150mm、4名、がっつり8時間、丸一日。
スタッフの皆さんからの感想は、
「難しくなかった」
「コツがつかめました」
「社長がとても楽しそうに作業しているのが、見ていて分かった」
松浦社長も、
「楽しかったです」
「また、別の物件でも採用したいです」
とご満悦のご様子でした。
今後ともよろしくお願いします!
4名のDIYerで介護施設の外構舗装120m2がたった1日で完成という奇跡
「もう、すごすぎ」
の一言だ。
考えられない。
僕たち生コン工場は日頃建設会社(施工者)の皆さんに生コンをお届けしている。
最近この手の問い合わせが多すぎてちょっと困っているくらいだ笑。
(一般の方にもきちんと生コンが無理なく円滑に届くためのシステム構築の真っ最中です)。
しかも、「楽しかったです」と来た。
僕たちにとっての「仕事」が楽しいんだそうだ。
これぞ、一般の方と接した時の醍醐味だと思う。
僕たちにとっては「仕事」が、彼らにとっては「楽しかった」。
趣味。
レジャー。
「難しくなかった」
すごすぎる。
本当に思うことがある。
楽しくやってる人には敵わない。
あなたの専門分野、職業を考えてみてほしい。
楽しんでるだろうか?
どうせやる、仕事。
幸か不幸か人生の大半を捧げる仕事、職業が、
「眉間にしわを寄せて唸りながらやる」
「ヘラヘラ笑いながら楽しそうにやる」
どっちが幸せだろう。
生コン工場にお勤めされている各位はどのように思うだろう?
昨日訪ねた生コン工場の職員さはとっても楽しそうに仕事されていた。
ニコニコ笑顔だった。
でも、残念なことに、多くの生コン従事者はそうではない。
なんか、つまらなそうに仕事をされている。
もったいない。
普段接しない BtoCの現場で一般の方々の生の声に触れる。
生コン工場に勤めてたり、実際に生コンを施工したりする人たちが、もっと楽しそうに仕事をしていたら。
それって、もっと世界を明るくできることになるんじゃないか。
産業に身を置く全ての人たちが楽しく仕事をする。
そうすれば、もっととんでもないことが起きるように思っているのは僕だけだろうか。
もっともっと、楽しい生コンを作りたい。
宮本充也