2021/01/18
【鹿児島】「なんと小学生の子供が施工?!家族総出で個人宅をDIY!!」南九州生コン吹上工場

鹿児島県鹿児島市。戸建て住宅舗装を家族総出でdIY施工。なんと、小学生の子供が一輪車押しとプレート転圧、施工を行った。インターネットで見て新築の駐車場とスロープに使用したいと希望され今回の施工。人員大人3名子供1名に加え、南九州生コン工場長、試験課長が(ついつい)応援にあたる(通常施工指導員立会は手伝いをいたしません)。
出荷:南九州生コン吹上工場(担当:橋本国年)、施工:DIY(6m3/50m2、駐車場100mm・歩道部80mm厚、4名、3時間)
子供が施工できるのにプロの大人は施工できない?
「おや?童(わらべ)がおる」と思った人、正解だ。
炭鉱、または工事現場。
屈強な男たちが無愛想な表情でスコップや一輪車を操るその空間に、童がおる。
時代は変わったものだ。
これまでも、何度となく透水性コンクリート《ドライテック》の施工の簡便さを強調してきた。
「女子2人だけでも施工できるのにプロのあなたが施工しないんですか?」
「DIY(初心者)でも施工できるのに」
これまで散々、「やったことないのでできません」と簡単に施主の希望に断るプロ施工者をdisり続けてきたが、最強のネタがやってきた。
「子供でも施工できるのに、プロのあなたはやらないんですか。じゃあ、あなたはなんなんですか?」
最強の挑発だ。
無論、百歩譲って、今回の施工現場の小学生はスーパー小学生、工務店小学生の可能性もある。
だが、いかにすごい小学生とはいえ、プロとして生計を立てている施工者であるあなたがランドセル背負った子供ができるドライテックを施工しないと言うのはどう言うことなのだろう。
⚫︎参考記事:お知らせください!「庭コン施工者に問い合わせたんだけど対応してくれないよ!」全国優良施工者リスト
ランドセル背負った小学生でもできるドライテックが出来ないあなた(施工者)は何ならできるんですか笑。
以下は、従来の土間コンと比較した透水性コンクリート《ドライテック》施工上の特徴。
これまでの土間コンの常識
- ブリーディングや仕上げなどで作業が1日仕事となる
- 左官屋さんと生コン屋さんの予定が合わず工期がずれる
- メッシュ配筋施工の面倒と打設中の足元の面倒
- いつも頭を悩ませる水勾配の問題
- 土間コン表面に発生する「色むら」と「ひび割れ」でお施主さんとトラブル
- そのほか面倒くさいが沢山
新しい土間コンの常識
- 夕方から打てる土間コン→完成までたったの30分(住宅外構)
- 午後なら生コン屋さんの予定も入りやすい
- 水勾配を考えなくてもいい、透水性コンクリート
- メッシュ配筋の設置不要、打設作業も楽
- ペーストがないから「色むら」がない「ひび割れ」が見えない
- その他ハッピーが盛り沢山
これを見ても、施主から希望されても、それでも「できません」と言うような施工者はもう転職したほうがいいと思います。
わあ、童が他にもおる。
工事現場に、童が普通の格好して、ふらふらしている。
そんなに透水性コンクリートって世間に親しまれる存在なんだなあ、と言うことが如実にわかる写真だ笑。
童がプレート転圧しておる。
しかも、マスク着用した上で、施工しておる。
その向こう側にはもっと小さな童が長靴で仕上げ面を歩いておる。
これ、従来の土間コンの仕上げ面だった場合お父さんと思われる大人は平然としてられない。
「ちょちょちょちょ、こらこらこらこら、そんなとこ歩いたら足跡ついちゃうよ!!」
何せ、子猫ちゃんが歩いただけでも表面には凹みができてしまうのが従来の土間コン。
子供がその上を2人も歩いている土間コンって、あり?
ていうか、子供が仕上げる土間コン(透水性コンクリート)ってすごくない?
これこそ、「建機レンタルのお店で手軽に手に入る30kgプレートコンパクタ」で仕上げられる透水性コンクリート《ドライテック》の強みだ。
仕上げはお母さん、ならぬ、お父さん。
転圧が行き届いていない箇所を入念に締め固める。
戸建て住宅駐車場(100mm)とアプローチ(80mm)はなんと一般のご家族(大人3名、子供1名)とお手伝い(生コン屋さん職員)の手で3時間で完成してしまった。
プロの皆さん。
どうですか、この出来栄え。
11時半から始めて、14時半には完成していたという。
素敵な思い出とともに、「地球に蓋しない」ドライテックはご家族の発展とともに足元を支え続けることだろう。
小学生でも施工できる透水性コンクリート《ドライテック》は土間コンに変わる次世代の舗装の標準。
女性2人で施工するドライテックの動画マニュアル。
DIYマニュアル動画完全版(映画「透水宣言」シリーズ)。
⚫︎参考記事:「《土間コンの3倍高い》デマを流布する嘘つき施工者について」施工原価解説
ちょっとしつこいようだが、いい機会なのでこれでもかってくらい牽制球を投げておきたいと思う。
施工業者と一般の間には深い溝がある。
インターネット以前のように情報格差があった時代、一部の施工者はその情報格差をいいことにいいように施主を騙していた。
妥当性のない経費をこれでもかとてんこ盛りして高くてダサい庭を売りつけていた。
素人である一般消費者は騙されていることすら知る由もない。
多段階に及ぶ流通構造は結果的に消費者からむしり取るシステムになる場合がある。
「知らないだけで損をする」と言うやつだ。
そんな、不届きものの施工者が今も水はけや草むしりに苦慮する施主から寄せられる透水性コンクリートの希望に、「やったことないから出来ません」「土間コンの3倍(悪い場合にはもっと高額)しますけど、いいですか?」と嘯いている。
施工業者一覧
そのような閉鎖的な業界慣習に課題意識を持って生コンポータルではドライテックの施工対応をしている施工者の名簿を無料公開している。
そんな努力をこれまでも再三行なってきた。
ただ、いよいよ時代が到来したようだ。
小学生の子供がDIYに挑戦、見事綺麗にドライテックは完成した。
この1行以上に、ドライテックの施工の敷居の低さを表現するものはない。
この情報さえきちんと市場サイドに伝わるだけで、日本の舗装の常識は激変していくことになる。
ブログ毎日3本更新もいよいよまる5年を迎える。
明らかに、市場におけるドライテックの認知は大きく変化した。
さらに、5年。
もしかしたら、「犬でも施工のお手伝い?!」とか、「お猿さんだけで施工しちゃったよ!」みたいなブログがそのうち登場するのかもしれない笑。
失われてしまった自然と人との関係性を取り戻すコンクリートテック。
それは、今では、何も珍しいことではない。
どこにでもある、普通のあなたの街の生コン屋さんで製造され、それはどこにでもいる施工者の手によって形になっている。
もう、特別扱いはやめてくれ。
透水性コンクリートはもう舗装の標準の一つになっている。
宮本充也