2021/01/31
【京都】「水たまり、ぬかるみ、雑草から解放され、バチっとまっ平の土台の上に薪棚が完成」京都福田城陽工場・DIY

京都府綴喜郡宇治田原町。インターネットでドライテックを見つけた施主から京都福田城陽工場に直接連絡が入り、薪棚の下地にDIY施工。問題点は、水はけと勾配による土台の傾斜。物置やウッドデッキの土台もそう。水たまり、ぬかるみ、雑草から解放され、バチっとまっ平の土台の上に薪棚が完成。
製造:京都福田城陽工場(担当:山城修二)、施工:DIY(1回目:16m2/2m3、100mm厚、4名、1時間30分、2回目:12m2/1.5m3、100mm厚、2名、45分)
ジメジメ斜め(水勾配)の土台を解消!
今回も一般のお施主さんがインターネットで問題解決策を探して生コン製造者(京都福田城陽工場)に連絡を寄せる。
「土台として使うコンクリート(土間コン)が斜め(水勾配)でジメジメするのは嫌だ」
土台を土間コンで整備しておかねば雨の日ぬかるみでずるずる水たまりになるし、夏になれば雑草が繁茂する。
従来の土間コンは水が抜けない(水たまりになる)から勾配と言って排水のための傾斜が必要になる。
つまり、斜めってしまう。
そして、陽が当たらない場所だと湿気もひどい。
薪棚の土台として検討するにあたって斜めも嫌だけど、湿気も嫌だ。
薪が保管されている場所はいつもカラッと乾いていて欲しい。
そんなニーズに透水性コンクリート《ドライテック》が見事応えてDIYによる工事となった。
事前によく予習をしていらしたようだ。
道具もバッチリ、トンボでお望みの「まっ平」に均して薄ベニアを挟んでプレートコンパクタやタンパで締め固め。
一連の施工フローは庭コン・生コンポータルの公式YouTubeで山ほど閲覧できる。
また、DIYに限定した解説動画も充実している。
DIYの参考になるマニュアル動画2編。
まっ平、カラッと乾いた、土台の上に薪棚が完成。
水たまりにならないからいつだってスッキリ乾燥。
薪にとってもとても良い環境のはず。
さらに、土台が斜めってない(水勾配が必要ない)というのも棚設置にとってアドバンテージが大きい。
一般の方の手によるDIYは、1回目、16m2、4名、1時間30分。
2回目12m2、2名、45分の2回に分けて完成した。
物置もそう。外部で使用する什器の土台にはドライテック一択!
⚫︎参考記事: 「組み立てよりも大切なことを知っておいて欲しい。基礎の土間コンクリートだ。」物置の【DIY】
棚とか、物置とか、なんだっていいけど、家の外に何かを置くとき、地面が斜めってるのは困る。
例えば、車の整備をする時とか、ジャッキアップする地面が斜めってると怖い。
自転車やバイクを置く場所がななめってると、方向によっては倒れてしまうのが怖い。
そもそも、なんで家の周りの地面は斜めである必要があるのか?
水勾配と言って、雨水がきちんと排水されるように(水たまりにならないよう)土間コンには傾斜が付けられている。
(出典:https://nagoya-garden.co.jp/gaiko/pronnozatsugaku/)
じゃあ、土間コン施工しなきゃいいじゃん、とはならない。
もしも舗装しなければ、雨の日はぬかるみ水たまりでずるずる。
斜めうざいどころじゃないほどうざいことになる。
夏になれば雑草さんたちが大量発生。
「斜め(水勾配)、または、ぬかるみ水たまり雑草。どちらか一方をお選びください」
これが、従来の土間コンクリートの限界だった。
透水性コンクリートなら、水勾配を設定せず真っ平らにしておいても立ち所に水は吸収される。
また、コンクリートだから、ぬかるんだり雑草が生えてきたりもしない。
無論、水たまりにはならない。
これまで二者択一、二項対立を突きつけられてきたお庭の舗装。
什器の土台。
ドライテックの登場により統合され解消されることとなった。
しかも、DIYできるほど敷居の低い材料なのだ。
写真からでもDIY慣れした上級者であることは窺われるが、それでも普段から生コンを施工するプロの方ではない。
平坦性もお見事だ。
自分で作ることで愛着も増すのだろう。
水たまり、ぬかるみ、雑草から解放され、バチっとまっ平の土台の上に薪棚が完成。
末長く素敵なお庭ライフをお楽しみください。
宮本充也