2021/05/30
【神奈川】「施工指導員付きセミDIYのススメ」桜ヶ丘生コン・梶尾ブロック工業

神奈川県茅ヶ崎市。当初、施主にてDIYを検討していたが、掘削・残土処分・路盤・型枠など難しそうなので知り合いの梶尾ブロック工事に頼んで一緒に施工(セミDIY)。雨水制限があり各宅地ごとに調整マスが設置されそのマスよりオーバーした水を側溝に流す様になっているのため、排水設備に負担をかけないドライテック採用。
製造:桜ヶ丘生コン様、施工:梶尾ブロック工事(担当:梶尾浩民、30m2、100mm厚、3名、1時間30分、タイムラプスあり)
排水設備に負担をかけないドライテック
施工Before。
こちらの分譲地は雨水制限があり各宅地ごとに調整マスが設置されそのマスよりオーバーした水を側溝に流す様になっていた。
施主にて、あれこれネット検索をして、「DIYのできる透水性舗装」ドライテックを探し当てた。
動画などで予習をするものの、簡単なドライテック施工前段のあれこれ(掘削・残土処分・路盤・型枠)が難しそうだった。
旧知の梶尾ブロック工事に頼んで一緒に施工(セミDIY)を決断。
施工のコツとして施工スパンを小さく区切ることをお勧めしている。
特に、DIYの場合お勧め。
型枠でレーン分けして施工幅を細かく区切る。
この幅が重要。
幅が小さければ小さいほど施工は楽になる。
延長方向は単純作業。
だから、施工開始後5分もすれば施工になれる。
最初のスパン(1レーン目)が終わる頃にはおよそを把握してしまう。
施工After。
30m2の駐車場は3名(セミDIY)で1時間30分で完成。
自分も参加したドライテック施工だから愛着も一入だろう。
セミDIYのススメ
【透水宣言】DIYで透水性コンクリート ドライテック の駐車場を施工するマニュアル
DIYに関する動画資料は充実している。
映画「透水宣言」はここ1年、ドライテックとあらゆる資材(カーポート、ウッドデッキ、他)とのコラボDIYをドキュメンタリーで追っている。
庭コン・生コンポータルYouTubeアカウントをザッピングしていればすぐに「これ、いけるかも」って感じになる。
⚫︎参考:https://www.youtube.com/channel/UCQJiuXwANCM2v6FvfJJj_4g
ていうか、ドライテックそのものなら、マジで簡単だ。
問題は、事前工。
掘削。
地盤のすき取り。
これが、鬼門だ。
ドライテックと路盤分の厚みを確保するために、最大で200mm削り取らなければならない。
マジで、辛い。
作業開始後5分で折れる。
そこで、おすすめがある。
知り合いとか親しい工事店に「一緒にDIY付き合ってくんない?日当払うからさ」的な申し出をする。
そんな申し出ができる相手がいるだけでもずいぶん幸福なのだろうけど。
で、すき取りみたいな一番大変な作業に重機を入れてくれる。
残土の運び出しみたいな人力施工を施主本人は担当すればいいのではないか。
あれこれ好き勝手書いたが、とにかく DIYで一番大変なのは事前工とりわけ掘削。
言い換えれば、そこをクリアしてしまいさえすれば、あとは本当に簡単。
極め付けで、施工指導員を生コンポータルに頼もう。
施工指導員はこれまで数多くのドライテック現場で指導をしてきた経験者揃い。
監修してもらいながら施工をすれば、完全にプロがやったような水準は期待できないにしても、致命的な失敗(ドライアウトや骨材飛散)は避けられるだろう。
とにかく、ドライテック施工の敷居は低い。
安心して挑戦してみよう。
宮本充也