2020/05/27
「万が一の補修やメンテナンスも自分でできることはすごい特徴だ」土間コンクリート・DIY

「補修(色合わせ)でお伺いすると大抵土間コンクリートに自分でいろいろやってみた形跡を見かけます」(小松英樹・色合わせ担当)。土間コンクリートの補修やメンテナンスは到底DIY不可能。透水性コンクリートだけの特徴「万が一の補修やメンテナンスも自分でできることはすごい特徴だ」。
土間コンクリート補修のDIYマニュアル
透水性夫(とうすいさがお)による土間コンクリート補修マニュアル。
DIYには失敗がつきもの。
通常の土間コンクリートはDIYそのものも大変なだけでなく、施工欠損(欠け、ひび割れ)が発生してしまった場合に対処のしようがない。
施工時転圧が甘かったり材料が乾いてしまっていたりすると発生するこうした欠損部分(ひび割れ、骨材剥離、段違い)。
高強度補修材はリペアマン(渋谷建材製)を用いて欠損部の補修を行う。
付着させたい骨材を欠損部に配列しコテなどを用いて平坦性を確認する。
主観による見た目が整ったら補修材の製造となる。
粉体と液体を容器の中でかき混ぜて材料製造は完了となる。
注入容器に入れ替えて充填していく。
骨材が表面にしっかりと付着するように充填したら完成。
翌日から車だってその上を問題なく乗り入れることができる。
続いてナルシルバーの説明。
こちらは点で骨材が剥離した場合の補修方法。
補修のための骨材(小石)に接着剤をつけたらそのまま欠損部に接着。
たったこれだけで完成。
(透水性)コンクリートは基本一生ものでノーメンテ
アスファルトのように有機物と違ってコンクリートはガラスや石の仲間の無機質。
「30年西日に照らされて溶けてしまったガラス」
なんて聞いたことないはず。
その性能は基本的に一生物だしノーメンテ。
ただ、DIYなど施工時のちょっとしたミスや想定以上の荷重や衝撃が加わって欠損してしまうこともなくはない。
そんな時でも以上のように簡単に自分でDIYメンテをすることができる。
「万が一の補修やメンテナンスも自分でできることはすごい特徴だ」
バスケットコートや駐車場として使用する土間コンも自分の好きなようにメンテナンスして一生大切に使うことができる。
このところ引きも切らずに寄せられる一般の方々からの問い合わせの理由の1つだ。
宮本充也