2020/08/22
「今話題の《透水性コンクリート》実はウチからご購入いただけます!」生コン工場向けDM【無料】配布について

順調に普及が広がっている透水性コンクリートをさらに認知してもらうために始める無料サービス「今話題の《透水性コンクリート》実はウチからご購入いただけます!」。なんと、請求書に同封できるサイズにあらかじめ折ったチラシを生コン工場に無料配布を始めます。請求書に同封するだけで、見込み顧客が増える!
どうやってお客さんを開拓したらいいの?
生コン工場向けに必要枚数を「請求書に同封できるようあらかじめ折った状態で」無料配布を始める。
生コン工場にとって新しい需要開拓はとても難しい
先日、渋谷建材(埼玉県川越市)の大曽根さんと、透水性コンクリートこの6年を振り返ってみた。
僕にとっては透水性コンクリートの歴史15年。
お互い生コン工場として新しい生コン、新技術に挑戦してきた歴史を持つ。
新規事業。
まず最初に、何から始まるか?
生コン工場にとってもっとも難しい分野「セールス」「マーケティング」が初めに必要となる。
通常生コン工場は生コン組合に所属していて「セールス活動をしてはいけない」ということになっている。
売り込んだりすると罰金が課される。
生コン工場は「割決」といって組合が各工場のシェア(あらかじめ決められている)に応じて仕事は配分される。
生コン工場には営業マンという存在がないことになっている(全部ではない)。
ゼネコンとか工務店に足を運んで「ご提案がございます」なんて通常の企業がやってそうなことは一切行われない。
そんな生コン工場が新規事業を始める。
最初に立ち止まるのがこの「顧客開拓」となる。
生コンに関してはプロだけど、これまで営業とかセールスなんかやったことのない人たちがどうやって透水性コンクリートを提案できようものか。
組合は透水性コンクリートの需要を配分してくれはしない。
数年後、「あー、昔透水性コンクリートなんか頑張ってたね」なんて言ってまた普通の生コン工場に戻ってるなんて、あるんじゃないだろうか。
最初は張り切って更新していたHPが数ヶ月後まるで更新されず放置されるようなものだ。
注文がなければ始まらない。
価値を発信しなければ見向きもされない。
「知られていないことは存在していないのと同じこと」
僕たちBtoBそして協組協販(きょうそきょうはん)に長年どっぷりと浸かってしまった生コン産業は、マーケティングやセールスの奥深さと難しさにとことん打ちのめされることになる。
売れないのだ。
生コンポータル15年の蓄積をそのまま提供
生コンポータルの価値はその生コン文脈における「マーケティング」「セールス」に関するノウハウや経験を15年以上培ってきたことだ。
透水性コンクリートを始めた当時は1日30件以上訪問営業を繰り返していた。
NR Timesといって情報発信の媒体を始めてもう14年目を迎えている。
「生コン工場にとって集客とかマーケティングは関係無い」という負圧の中これだけ長い期間情報発信を継続してきた生コン企業は他に例は無い。
その経験とノウハウを凝縮させた今回の試み。
「今話題の《透水性コンクリート》実はウチからご購入いただけます!」
というチラシを請求書が発送される封筒に同封する。
その封筒が届く先はおよそ生コンを買っている人。
つまり、潜在顧客。
FAX DMを不特定多数の「会ったことのない」施工者あてにむやみやたらと配信するよりもおよそ効果は高いはずだ。
「普段生コンを買っているよく知っている工場」で、「今話題の透水性コンクリートが買える」という情報。
ぐさり刺さるはずだ。
知らない奴が店先を訪ねてきて「透水性コンクリート買ってくれませんか?」というよりよほど安心だ。
すでにある関係性。
「よく知る〜〜ちゃんが勤めている〜〜生コン」
「そこから毎月発送される請求書の封筒」
この媒体を使わない手はない。
本日から生コンポータルでは透水性コンクリートを製造してもいいかなと思っている生コン工場向けに無料でこのサービスを開始する。
必要枚数お知らせくださればどっさりあらかじめ折られたチラシがあなたの工場に届く。
「透水性コンクリート。聞いたことはあるけど、どこで買ったらいいのかわからない」
そんな全国に無数に散らばっている施工者の皆さんになんとかこの存在を知ってもらい建設をもっと楽に、喜びに満ちた場所にしてもらいたい。
全国地元の生コン工場を情報発信のハブとして捉える。
すると新しいヒト・モノ・カネが流れ始める。
宮本充也