長岡生コンクリート
ドライテックは高い透水性を持ちながら
表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2020/11/26

【記念鼎談】「ESG投資のすべての要素を網羅している」ドライテック《グッドデザイン金賞》受賞記念鼎談(セメント新聞)

【記念鼎談】「ESG投資のすべての要素を網羅している」ドライテック《グッドデザイン金賞》受賞記念鼎談(セメント新聞)

 左官材メーカーのフッコーと生コンメーカーの長岡生コンクリートが共同開発した透水性コンクリート「ドライテック」が2020年度グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)を受賞しました。過去にブロックや窯業系ボードなど二次製品の受賞例はあるものの、プラントから生で運ばれるコンクリートに対しての金賞受賞は過去に例がなく、業界にとって初の快挙となりました。
 本企画では、受賞を記念した特別鼎談を企画し、ドライテック事業の15年の軌跡を振り返るとともに、今後の更なる展開を探り、未来を展望します。



ESGの全てを網羅した奇跡のプロダクト《ドライテック》

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鼎談(ていだん)の様子。

参加者は奇しくも未来経営塾など多方面でご縁のある人たちの顔ぶれ。

左から、ベター・プレイス森本さん、セメント新聞猪熊さん、同瓜生記者、フッコー杉山さん、僕。


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「時代はSDGsそして、ESG投資へと向かう。その中にあって、ドライテックの本質はその全てを網羅していることにある」(ベター・プレイス森本新士さん)。


ESG投資

ESG投資は、従来の財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資のことを指します。特に、年金基金など大きな資産を超長期で運用する機関投資家を中心に、企業経営のサステナビリティを評価するという概念が普及し、気候変動などを念頭においた長期的なリスクマネジメントや、企業の新たな収益創出の機会(オポチュニティ)を評価するベンチマークとして、国連持続可能な開発目標(SDGs)と合わせて注目されています。

経済産業省HPより引用)



森本さんによれば最初GD金賞の報せを受けた時、「ドライテックはESGのEnvironment、Socialを網羅しているからそうなるよな」と思ったそうだ。

だが、鼎談で議論が深まるにつれて、「G(Governance)も網羅していることに気づいた」という。

Goverance(統治)。

従来のモノづくりのパラダイムはどうしても中央集権的だった。

辺境から税金という形で財を吸い上げ中央に集め、政治が主導して再配分をすることで統治されてきた世界を反映し、既存の産業の流通も中央集権的。

縦割り、階層を前提として上意下達で司令(指図)を受けて辺境(底辺、モノづくりのラストワンマイル)がこき使われる統治構造。

日本総下請け構造

といっても言い過ぎではないと思う。

きっと紙面には登場しないエピソードだと思うのであえてここで書いておくと、まさに1DAY PAVEの業界をあげてのPRがそれだった。

辺境(全国の生コン製造者)から会費を集め、その予算を投じてメディアリリースしたり見学会を開催したり。

全国の協同組合や工業組合に講師を派遣して啓蒙活動を行なったり。

これが、従来の流通ガバナンスだった。


一方ドライテックは誰か特定(中央)の意図によって生み出されたものではない。

辺境で勝手に発生した。

まるで、環境変化に応じて細胞分裂を繰り返し進化する有機体のような発生だった。

その有機的増殖は今も全国の辺境で自然に進んでいる。

誰かの指図による統治ではない。

辺境(生コン製造者や施工者ら)で、その環境(Environment)、その社会(Social)を感じ取って生み出され続けているプロダクト。

それが、ドライテック。

新しい流通ガバナンスだ。

特定の意図(例えば人体に擬えれば頭脳)の司令(指図)で動かされる辺境ではない。

首を斬ればたちどころに機能停止に陥る有機体ではないから、生態系(Environment、Social)の要請に応じて自然増殖し続ける流通構造。

金融の世界で活躍する森本さんの鋭い洞察が示された。


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猪熊夏子さん。

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杉山成明さん。



思えば、原点は「自前の流通を作れ」という僕たちの恩師安本隆晴さんの一言だった。

奇しくもこの鼎談に関わる多くの人たちは未来経営塾の同志だった。

⚫︎参考記事: 《未来経営塾》「祝《LOVOT》《ドライテック》GD賞金賞はなんとW受賞!生み出した学舎と安本先生について」

これまで共に歩んできた杉山さん。

別業界から転身して来た猪熊さん。

他業界の冷静な目で見守ってくれ助言をしてくれる森本さん。

今回奇しくもW受賞となったGrooveX(LOVOT)の林さん。

さらに、日本一の販売力でドライテックを普及させるECサイトのリーダー加島さん。

ふと気づくと全員経営塾の同志。

奇縁とはこういうことなのだと鳥肌が立つ思いだ。

今回のGD賞金賞という栄誉は特定のプロダクトや人に与えられたものではないのではないか。

15年の蓄積の中で交わった多くの人や才能のあり方。

新しい生コン産業のあり方が「グッドデザイン」として評価されたのではないか。


「グッドデザインって、つまり、《かっこいい》ってことですよね。てことは、生コン産業が《かっこいい》って評価されたことなんだと思います」

夏子さんらしいコメントだ。

⚫︎参考記事: 「プラントから生で運ばれる生コンクリートに対しての金賞受賞は業界にとって初の快挙」セメント新聞



これ以上の紹介は記事になる鼎談の中身を暴露してしまうことになりそうなので笑、紙面に譲りたいと思う。

僕たちの業界、生コンはかっこいい。

もともと僕たちは知っていた。

ただ、知っていたということと、知られている、ということは全く異なる。

今回のGD賞金賞を契機に僕たちの産業がかっこいい、もっともっと知られる産業に刷新していくことを願っている。

これまで同様、周りにいるかけがえのない仲間たちと、一歩一歩進みたい。

最後に。

この度は素晴らしい鼎談を企画していただいたセメント新聞さんには感謝してもしきれません。

今後とも真実を伝えるメディアとしてご活躍をお祈りいたします。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

水勾配がいらない土間コン「ドライテック」については
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