2019/01/23
ITと企業関連携が起こす地面のイノベーション

バリアフリーと水たまり回避を目的にハウスメーカーのスペック。施工者より問合せあり生コンポータルにて納品。東京江戸川区。新築保育園の駐車場。このところ保育施設での採用が引きも切らない。
製造:三和建業
バリアフリーと水たまり回避を目的とするならば
Before このところ保育施設からの問い合わせが殺到しているのは、幼保業界でイノベーションを広げる森友会(https://sinyukai.com/)に採用されてから。
After このくらいの規模ならば「あ」と言う間に完成する。特に冬場はこの「施工スピード」がなによりも施工者にとってはありがたい。
幼保施設とケアハウス。
実は日本中どこでも調達できる透水性コンクリート。
生コンポータルが手配するもよりの工場。
そこから届く透水性コンクリートの施工は駐車場2台分くらいなら、
30分
で全てが完成する。
あっという間に仕事が終わる。
なぜ、幼保施設やケアハウスなどで採用されるのか?
水勾配(水はけのための傾斜)が無い。
完全に平にできる。
これが、歩行の安全を担保する。
だけじゃない。
裸足で歩ける。
透水性コンクリートはポーラス構造といって部材中に空隙が20%存在する。
つまり、表面積が通常の舗装に比べて多い。
それら表面が全て水を吸収する。
だから、夏でも気化熱で温度が上がらない。
打ち水をすれば環境温度が下がる。
つまり、子供でも裸足で歩ける程度までしか温度が上がらない。
プールサイドで採用されたことだってある。
知られていなかっただけで知られれば採用される。
ネットの時代。
ありがたいことだ。
どこかの特別ななにかが世界中の常識になる時代。
もう、透水性コンクリートはどこかの特別な技術じゃなくなっている。
日本中の地面を200年前の何にも覆われていなかった地面に戻す。
・IT
と
・中小企業間連携(日本中の生コン工場の共同)
が生み出す、イノベーション。
それが、透水性コンクリートという技術だ。
これからは困っている人のところに、
必要な価値が届けられる。
安全な歩行。
平らな地面。
ITと企業関連携が建設の文脈にもイノベーションを起こそうとしている。
生コンでいいこと。
宮本充也