2021/04/09
【埼玉】「コロナ以降一変したのは施工者や製造者らのITリテラシー」モトキ建材・長谷川興業

埼玉県深谷市。住宅の玄関前の駐車場の土間。施主よりネットでドライテックを知り依頼した。施工・長谷川興業、ドライテックは初施工で動画を観て予習した。「ドライテックのお問い合わせ頂く機会が増えておりますが、ネットで知って施工を希望される方がだんだん増えてきていることを実感しています」(中根さん共有)
製造:モトキ建材(担当:中根政範)、施工:長谷川興業(56m2/7m3、100mm)
動画を観て予習した
現場シャカシャカ試験では転圧された材料を再現し艶の状態、空隙確保などを目視で確認。
OKとなったら打設開始。
「ドライテックのお問い合わせ頂く機会が増えておりますが、ネットで知って施工を希望される方がだんだん増えてきていることを実感しています」
いつもご丁寧にメールで現場共有をくださる中根政範さんからのコメント。
今更ながらインターネットの威力を強く感じる。
ドライテック草の根普及はインターネットとコロナ禍のおかげ様
施主が率先してドライテックの採用を希望する。
そうなれば施工者には選択肢はない。
中には、ろくすっぽ調べもせずに「ドライテックは悪い製品なので土間コンクリートをお勧めします」というだらしない施工者もないではないが、このところはその手の偽物野郎もずいぶん減ってきた。
インターネットの現代。
その手の怠慢施工者はすぐに明るみにされるのだ。
生コンポータルでは率先して嘘つき施工者の名前と悪行をブログで晒すようにしている笑。
嘘ついてないで、今回の施工・長谷川興業のようにインターネットや動画で予習する、顧客の希望に寄り添う努力をするべきなのだ。
嘘をつく施工者の根底には「施主は素人だから流行り物にすぐ飛びつくから面倒臭い」という傲慢がある。
許さん。
それでも、インターネットとコロナ禍のお陰様で、ドライテックは順調に認知され普及が広がっている。
以前はどのようにマーケティングしていたかというと、ガチで足を使って全国各地を放浪し、その土地の生コン製造者を会場としてその土地の施工者向けに見学会やセミナーを開催していた。
集客はFAX DMだ。
「〜〜月〜〜日〜〜生コンで見学会・セミナーが開催されるからきてね」
その土地の施工者向けにまるでサーカスの告知のようにDMを配信する。
みんな忙しいから聞いたこともない生コンポータルのDMには簡単に反応しないのはご想像の通りだ。
昨年のコロナ以降一変したのは施工者や製造者らのITリテラシー。
これまで電話、 FAX、それ以外の通信手段は受け付けなかった彼ら。
てこでも動こうとしなかった彼ら。
コロナ禍人の動きが制限されるようになり重い腰を上げ始めた。
ZOOMやteamsを使い始めた。
あらゆるIT手段を嫌々、使い始めた笑。
そのことで、オンラインが当たり前になった。
リアルな見学会や勉強会には足を運ぶのはストレスを感じるが、オンラインなら話を聞いてもいいかなって人々が増えた。
そのトレンドはこれまで蓄積されいたブログ記事や動画マニュアルに施工者・製造者らの意識が向くことを意味する。
負荷なくドライテックの製造・施工に関する知識を得られるようになった。
生コンポータルではこのように分析している。
ここ10年〜20年でインターネットネイティブが産業の中心的世代になっていく。
その時こそ、インターネットで商いをしてきた全ての人と企業が本当に活躍する時代なのだと思う。
負荷なくネットで知識を得る。
負荷なくネットでモノを買う。
交流する。
その世代は今はまだ若手世代。
そんな彼らが中心世代になる。
まだまだ時間はかかるだろう。
でも、あっという間だ。
今も動こうとしない、新しいことにチャレンジしようとしない人たちは、その時にはもうご勇退だ。
だからあまり気にする必要もないだろう。
新しい時代は絶対にインターネットをビジネスに取り入れている人たちの時代だと確信している。
宮本充也