2020/11/18
【千葉】「バスケやMTBなどエクストリームスポーツと相性の良い透水性コンクリート」エクスショップ・ヤマカ建材

千葉県千葉市。自転車の練習をするために平らにしたい。雨上がりすぐに練習したい。ガレージの中に水が入らない様にしたい。練習の時はシャッターを開けてガレージの中と外を使って練習をするとの事。
製造:ヤマカ建材工業株式会社(担当:葛田直仁)、施工:エクスショップ(50m2、100mm厚、5名、1時間30分)
施工動画
自転車の練習のために平らにしたい
施工Before。
自転車の練習をするために平らにしたい。
雨上がりすぐに練習したい。
ガレージの中に水が入らない様にしたい。
施主からエクスショップに希望が寄せられ、「平らにしても水はけに悩まなくてもいい」舗装。
2020年GD賞金賞・経済産業大臣賞を獲得したコンクリート。
巨匠隈研吾に見出された舗装。
透水性コンクリート《ドライテック》が採用された。
これまで、「バスケットボールの練習がしたい」という要望は寄せられていたものの、「自転車の練習をするために平らにしたい」というのは初めてのケース。
おそらく、「お子さんの自転車の補助輪を外すまでの練習」とかではなく、MTBなどアクロバティックな自転車の練習なのだろう。
ストリートバスケットもそうだが、ドライテックってエクストリームスポーツとめちゃくちゃ相性がいいようだ。
この辺を今後ぐりぐり掘り下げていきたい。
千葉エリアの案件だと度々登場ヤマカ建材さんは千葉エリアに複数箇所拠点を有している。
社長も、担当の葛田さんも、とてもドライテックの製造に前向きにご協力くださるずいぶん前からの貴重なご縁だ。
雨が降るとガレージに水が流入してきてしまうことが懸念されたが、たちどころに水を吸い込む透水性コンクリートであるため問題ない。
見ての通り水勾配に配慮せず真っ平らに施工ができるため、施工も簡単だ。
敷設、トンボや定規などによる均し、そしてプレート転圧(今回は薄ベニア4mm)だけの単純な繰り返し。
施工After。
50m2の面積を5名でたった1時間30分で完成させてしまった。
ご要望は叶い真っ平らな舗装。
これで、お施主さんの自転車遊びもはかどることだろう。
「練習の時はシャッターを開けてガレージの中と外を使って練習します」
エクストリームスポーツと相性の良い透水性コンクリート《ドライテック》。
(ストリート)バスケットもそうだ。
ドリブル音が低減される。
真っ平らにできる。
これは、ドライテックの優位性だという。
さらに、雨上がりすぐに(なんなら雨の中)練習ができる。
それは、路面に滞水しないため、安心安全だからだという。
もっと言えば、路面滞水しないということは、コケ・カビの生育要因を除去することになるので、滑りづらい土間コン」ということにもなる。
どちらかというと激しい動きを伴うエクストリームスポーツにはこの点が受けるのではないだろうか。
今回初めて「自転車の練習」という採用理由だったが、今後もこの手のニーズを慎重にウォッチしていきたい。
この僕自身エクストリームスポーツはからっきしなので彼らの心理を読むのは難しい。
ただ、現場に寄り添い生の声に触れることで透水性コンクリートの分野からエクストリームスポーツの分野にどんな価値提供ができるかを今後も見極めていきたい。
一つの製品は一つの用途で終わらせるにはもったいない。
あらゆる用途で必要とされるから、次なる土間コンクリートの標準という位置付けを獲得する。
そうなったればこそ、大地は蓋されることなく、循環は再生する。
自然と人が調和する世界を創造する。
そのきっかけがエクストリームスポーツという社会の一要因へのソリューション提供というのも面白い。
人類と地球環境の間には冷静に考えれば「社会」がある。
透水性コンクリートが地球環境に貢献する前にまず起こすべきこと。
社会イノベーション。
そのために、社会の循環を見定め、社会経済の一員として何ができるかをこれからも模索していきたいと思う。
宮本充也