2019/08/27
【神奈川】「パナソニックホームズ外構にも透水性コンクリート」NATEX施工100m2犬走り・勾配対策

横浜市二世帯住宅の家まわり。事前に目地を設置してあった為に一輪車の運搬に時間がかかり一日仕事でした(目地は施工中でも設置可能です)。採用理由は「犬走りの距離がある為水勾配がかなりの高低差となってしまう」。透水性のコンクリートが問題解決策となった。
製造:東伸コーポレーション、施工:NATEX(100m2、厚さ100mm)
犬走りの距離があるため水勾配がかなりの高低差となってしまう
施工Before。長手方向に水勾配を取ることになると大変な水勾配(通常の土間コンクリート)が想定されるため、水を吸収する透水性コンクリートが問題解決策となった。
施工開始。現場サイドとの協議が不足し事前目地(通常の土間コンクリートの場合)だったため、一輪車での材料搬入がはかどらず課題が残った。
施工After。降雨はその場で地面に吸収(透水性コンクリート)されるため、水勾配は必要ない。
施工After2。こちら犬走りも一切水勾配なしで排水を解消できる。
排水・水勾配・カビ・雑草・舗装の問題解決策「透水性コンクリート」
NATEXとは大手ハウスメーカーパナソニックホームズのエクステリア・外構専門会社。
これまでも度々透水性コンクリートをご用命いただく。
その理由は、「水はけ」。
水勾配2%
専門家なら知っている。
住宅外構などの駐車場に設置すべき傾斜のこと。
この勾配と呼ばれる傾斜がないと降雨は滞水し水たまりの要因となる。
プールみたいな舗装は困る。
だから、2%程度の勾配を設置する。
これは、エクステリア・外構の常識だ。
その常識「水勾配」が今回問題となった。
専門的な記述となるが、「長手方向」に勾配を設置する必要があった。
その距離が長ければ長いほど。
2%の勾配の高低差は激しくなる。
「舗装の一番奥は隣地境界よりも50cmも高くなっちゃいました」
みたいなことが起きてしまう。
ちょっとした坂道だ。
今回もNATEXはその問題を解消するソリューションとして透水性コンクリート「ドライテック」に白羽の矢を立てた。
地面がそのまま水を吸い込んでしまう「透水性コンクリート」。
これを採用するだけで問題は解決してしまう。
だけじゃない。
草むしり、カビ、駐車場。
家と同じく一生付き合うことになる庭の諸問題。
夏場の草むしり
からは舗装をすることで永久に解放される。
カビは水がたまらずジメジメしないため生えづらく衛生的だ。
そして、駐車場。
硬いコンクリートが地面を守る。
だから、車が乗り入れても大丈夫。
パナソニックホームズを始め多くのハウスメーカーから熱視線を注がれている未来の舗装材。
透水性コンクリート「ドライテック」。
今日も明日も、日本のどこかで日本の地面を再生しています。
(透水性コンクリートは降雨をダイレクトに地下水脈に還元し井戸水や湧水の再生に貢献できます)。
宮本充也