2017/11/03
「NHKが取材に来た」 香川・透水・見学会・駐車場

NHKが取材に来た。
すごいと思う。
NHKといえばEテレである。
本家ピタゴラスイッチである。
そのNHKがテレビカメラをもって、
テレビで放映するためにやってきたのだ。
生コンブログの始まりである。
小豆島の宝生院シンパクとは樹齢1600年の神木。
国指定特別天然記念物。
その保全のために寄付が募られ様々な対策がなされている。
その一つが、
透水性コンクリートでの駐車場整備。
これだけの巨木ともなれば地中に広がる根も相当なものだろう。
そこがコンクリートやアスファルトで被覆されていたら、
必要な水と栄養が供給されないということになる。
からの、
環境配慮型透水性コンクリートの採用となった。
製造を担当されたのは富岳コンクリート
50名を超えるご見学者の方々が小豆島内外からいらした。
NHKの取材もそうだけど、
島の整備をつかさどる行政の皆さんから、
実際に整備を担当されている方々まで幅広い見学者。
小豆島が変わるだろう。
環境配慮の島として変わる。
それを成し遂げた小豆島生コンの安達工場長。
※まさつにより激写された仕事中の安達女史
何事にもきっかけが必要だと思う。
このところありがたいことにこの、
透水性コンクリート
に多くのお問い合わせをいただいている。
様々なことを実行してきた。
それに共感してくださる多くの人たちと仕事をしてきた。
毎日毎日少しずつだけど挑戦して失敗してきた。
そしてこの今回の快挙、
国指定特別シンパク保護への採用
とてもうれしいことだけど、
それだけの価値があることは初めからわかっていた。
そのきっかけを創りだした安達さんには感謝してもしきれない。
信じて歩き続けてきた普及のための仕事。
ようやく結実しつつある。
まだたった15年。
シンパクの1600年には遠く及ばない。
やめてしまおうと思ったことも一度や二度ではないけれど、
あきらめず続ける
辛いことだらけの仕事だけれど、
たまにはいいこともあるもんだ。
そんなことを切実に感じる出来事だった。