長岡生コンクリート
ドライテックは高い透水性を持ちながら
表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2021/06/18

【静岡】「NIPPO日本の道路最大手にドライテックが採用された」長岡生コンクリート

【静岡】「NIPPO日本の道路最大手にドライテックが採用された」長岡生コンクリート

静岡県小山町。湧水対策で道路横断に幅500深さ450有孔管Φ100×2本埋設の空洞を表層下まで透水性コンクリートで埋戻し。アスファルトの透水性では強度がないのでコンクリートとなる。舗装の上に水がふきでてくるのでその対策にドライテックが採用された。
製造:長岡生コンクリート、施工:NIPPO



さすがNIPPOマニアックな採用理由

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施工Before。

NIPPO。

言わずと知れた道路最大手。

ENEOSの子会社。

石油屋の子会社なのに、アスファルトじゃなくてなぜか透水性コンクリートをご指名。

なぜか?

湧水対策と強度

とにかく、水が噴き出てくる地下水位の高い地盤に舗装をかけたい。

なるべく貯水力があり、さらに強度を有する構造としたい。

アスファルトや路盤には所用の強度は求めるべくもない。

てなことから、石油屋の子会社だがコンクリートをご指名。

さすがは、NIPPO。

樹脂(アスファルト)だけに柔軟だ笑。

地元建材商社鈴与マテリアルに相談が持ちかけられ固有の取引関係にあった長岡生コンクリート(生コンポータル)からこの度製造・出荷となった。

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荷下ろし時の製品チェックは簡易ダレ試験と言って目視で含水の状態を確認する。

この時、ペーストで空隙がべったり詰まってしまっていたり、逆にてりがなく乾きすぎていないかがわかる。

プレートで締め固めた際の仕上げの状態を再現している。

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なんとも異様な光景だ。

深さ500mmにドライテックを打設しているのを僕自身初めて見る。

舗装というよりも、埋め戻し材だな。

ただ、通常の埋め戻し材だと空隙率が少なすぎるのと強度が確保できないため用途に向かないというわけか。

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それにしても異様な光景だ。

型枠がないから端部がグダグダだが、どうせこの後舗装をかけるからいいのだろう。

きっと舗装はアスファルトなんだろうなあ。

NIPPOですから。

まあ、それはさておき。

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おー、締め固めしてる。

でも、500mmだとプレートの振動もきっと十分には伝わらなかろう。

20とか30cmで転圧するのが普通だし。

でも、まあ、路盤材と違ってそもそもがコンクリートだから、強度的には全く問題ないのだろう。

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施工After。

これにて完成って感じではないが、ドライテック自体はこれにて完成。

実際はこの後アスファルト(おそらくポーラスか)で舗装をかけられるので、写真で見える部分は路盤となる。

残念ながら、NIPPO初ドライテックは舗装の下に埋まってしまうことになる涙。

それでも、埋め戻された空間は空隙が20%確保されているのと、有孔管がさらに排水を機能するため当初問題となっていた水はけ問題は完全に解消されることだろう。

日本の道路会社最大手NIPPOにドライテックが採用されたのは記念すべき事件だと思う。


株式会社NIPPO(ニッポ、NIPPO CORPORATION)は、東京都中央区に本社を置く、日本の大手道路舗装会社である。ENEOSホールディングスの子会社。国内最大規模の土木建設・道路舗装業の他に、建設コンサルタント業や不動産業も展開している。(Wikipedia


これまで、前田道路など他の道路会社に収めた実績はあるが、今回はアスファルトの総本山NIPPOに収めたのだ。

さすがに、舗装には使ってくれなかったけど笑。

舗装はアスファルトだってさ。

そりゃ、自社製品を使うに決まってる。

それでも、そんなNIPPOにドライテックが採用された。

つまり、あんこ屋を子会社にもつ饅頭製造所に、別資本のあんこ屋が作った餡子が売れた!みたいな話なのだろうか。

よくわからない。

でも、NIPPOにドライテックが売れた、という事実は残る。



このところこの手の「透水性コンクリートってある?」という引き合いが結構増えてきた。

業界としても話題になってきているのだろう。

これまでは、はなから諦められていた。

そんなもんはない、と。

でも、時代も変わり、ワードとしての「透水性コンクリート」も徐々に市民権をえはじめ、図面なり話題に「透水性コンクリート」というのが現れれば、とりあえず「調べてみるか」という空気が醸成されている。

実にいいことだと思う。

10年前なら、「透水性コンクリート」というワードが出たとしても、「調べないで変更をかける」みたいなことがまかり通ってた。

仮に調べても、「できない」という生コン屋とか商社の塩対応に屈していた。

生コンポータルがここ16年コツコツ広げてきたドライテック供給の輪。

今では600工場を突破している。

5年以内に1000工場を目標としている。

つまり、それだけ「透水性コンクリートを実際に製造できる場所」が増えている。

話題やニーズが生まれたとして、その受け皿がきちんとでき始めているのだ。

今回のように、「透水性コンクリートってある?」というちょっとしたニーズもこれまでと違ってちゃんと地元の製造インフラに引っ掛かるようになった、ということなのだ。

これって、すごい、素晴らしいことだと思う。

これまでは流れちゃってたのだ。

引っかかる場所もなく流されちゃってた。

これからは違う。

「やってますよ」という生コン屋さんや建材商社がそれらニーズに応える。

今回のNIPPOでの採用はまさにそうしたことを象徴しているのだと思う。

長年頑張ってればいいことあるもんだね。

今朝は「あれ、コンタクトレンズがねえ」という絶望の淵で目が覚めた。

視界がまるで効かないのだ。

今日一日どうすんだこれ。

10時だ。

メガネスーパーが開店している。

一縷の望みをかけて電話をしてみよう。

もしもダメなら伊豆に戻らねばなるまい。

なんて阿呆なのだ。

自分を呪いたくなる。

というわけで、NIPPOにおけるドライテックの採用の喜びを霞ませるくらいの絶望の淵から本日1本目のブログをお届けしました。

※結果的に、コンタクトレンズは眼鏡スーパーに在庫がありました!!



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

水勾配がいらない土間コン「ドライテック」については
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