長岡生コンクリート
ドライテックは高い透水性を持ちながら
表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2021/04/01

【山梨】「道路舗装にポラコンが当たり前になる世界はいよいよすぐそこまでやってきているようだ」富士生コンクリート・Office匠ガーデン

【山梨】「道路舗装にポラコンが当たり前になる世界はいよいよすぐそこまでやってきているようだ」富士生コンクリート・Office匠ガーデン

山梨県韮崎市。当初、勾配のある私道を石畳または洗い出しを計画していたが施工上無理が生じ施工・Office匠ガーデンよりポーラスコンクリート舗装を提案、ドライテック砂利撒き仕上げが採用された。 (フッコー大柴さん共有)
製造:富士生コンクリート(担当:井上智幸)、施工:office匠ガーデン(90m2、120厚、9名、2時間30分)



続々決まる道路舗装

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施工Before。

私道にもともとは石畳、または天然石洗い出し舗装が設計されていたが、施工上、また予算の面でも無理が生じていた。

Office匠ガーデンよりポーラスコンクリートの砂利敷き仕上げが提案され採用となった。


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製造はお馴染み富士生コンクリート(担当:井上智幸)。

これまでも数多くの現場にドライテックを供給されている。


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施工開始。

ポーラスコンクリート舗装は道路の世界では転圧コンクリートの1種に数えられる。

転圧コンクリートではワイヤーメッシュの敷設を標準としていない。

そのため、生コン車は路盤上に直接進入し写真のように直接材料は荷下ろしされる。

このため、打設作業は非常に捗ることになる。


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そして今回はもともと「石畳」「天然石洗い出し」が計画されていた。

つまり、意匠(見た目)が要求性能だった。

そのため、Office匠ガーデンより砂利敷き仕上げが提案された。

美しい色合いの砂利を打設作業中に仕上げ面に散布しプレートコンパクタで締め固めていく。


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直接生コン車のシュートから荷下ろしされた材料はスコップ、レーキ、フレスノで敷均され、その上に化粧砂利が散布され、プレートコンパクタで締め固められる。

この単純作業の繰り返しであたかもアスファルトフィニッシャの仕上げのようにオートメーションで進んでいく。


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施工After。

なんと90m2の道路はたった2時間半で完成してしまった。

エクステリア駐車場などこれまで比較的小規模な現場での施工実績を積み重ねてきたことで、このところ道路舗装など大規模な現場での採用も着実に増えてきている。

道路でも採用されるようになれば事実上「地球に蓋しない」がグッと近づいてくる。

もちろん、国道など高性能が求められる分野に今の構成でそのまま適応できるものではないが、ここからは参画してくれる道路会社と協力しながら舗装版構成を吟味していけば国道や高速道路などでの適応もより一般化していくことだろう。

とにかく重要なのは、兵站、供給体制。

その意味では今全国に600を数えるドライテック供給網は強みとなる。



もしも僕が大手道路会社だったら利用しない手はないポーラスコンクリート供給600工場アライアンス

動機付けというのは他人や外からやってくるものではない。

21年の生コンキャリアがあるため、もちろん道路会社に人脈も少なくない。

この16年のポーラスコンクリート舗装普及の歴史でいつの間にかドライテック供給工場は600を突破している。

つまり、全体の20%もの生コン工場がそれぞれの地域でそれぞれの顧客に自発的にポーラスコンクリートを供給していることになる。

もしも僕が大手道路会社だったらこの600工場を兵站として捉える。

道路会社にももちろん競争というものはあるはずだ。

その競争の中で他者よりも自社が優れている、自社から購入する理由を作るのがプレイヤーとしての道路会社だ。

現在の日本では道路会社はほぼほぼイコールアスファルト屋さんとなっている。

自社傘下にアスファルト工場を持っている。

どの道路会社もアスファルトというコモディティ化され差別化の難しいマテリアルを背景として市場で競争にさらされている。

なぜ、生コン(ポーラスコンクリート)を見出さないのだろう。

どこもかしこもアスファルトを売り出しているところで、とある道路会社がポーラスコンクリートを全国の仕入れ先網を駆使して売り出せばあっという間に独自化・差別化になるというのに。



つくづく思う。

現在の建設産業構造は縦割り・階層型で閉鎖的で保守的。

せっかくいい大学を出て大手企業に入職してもいつしかそのタレントはその階層構造の中で抑圧され思考停止に陥ってしまう。

何をやってもダメ、無駄、という境地。

そこでは絶対に破壊的イノベーションなんか生まれない。

スーパー5社というゼネコンのあり方にもそれは象徴されている。

なぜ、ぶっちぎり一番がいないのか。

それは、どこかのスーパーGCがイノベティブなプロダクト(または工法)を仮に開発したとしてもそれは他の4社は絶対に使わない、というつまらない競合関係が生まれているからだ。

全体に貢献するイノベーションを推進しようという目的志向が働かない。

こんな産業構造ではきっとこれからの世界が求める要請に応えることはむずかしかろう。



だから、道路会社に生コンポータル(外)から働きかけたってだめ。

結局動機付けというのは内側から生み出されて本物。

創造的衝動ともいうべきそれが内側から湧き出てくるのを待つしかない。

その時が来るまで、僕たちはひたすら製造・供給(施工)網を充実するより他手はない。

そして、情報発信。

発信(OutPut)することでより良質なInPutが生まれる。

それを繰り返すことでいつしか自分自身も変化する。

より他者に影響を与えられる存在になる。

ジタバタしてても仕方ない。

ただ、事実として、このところ道路舗装に採用される事例が増えてきた

これは16年前にはなかったことだ。

確実に世界の景色は変化している。

道路舗装にポラコンが当たり前になる世界はいよいよすぐそこまでやってきているようだ。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

水勾配がいらない土間コン「ドライテック」については
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