長岡生コンクリート
ドライテックは高い透水性を持ちながら
表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2020/09/08

「アスファルトは二次有機エアロゾル(PM2.5)の発生源である」

「アスファルトは二次有機エアロゾル(PM2.5)の発生源である」

ついに出てしまった「アスファルトは二次有機エアロゾルの発生源である」結論づける記事。ネットニュースごときかもしれないが、これはコンクリート舗装が見直されるきっかけになりうる良ニュース。記事は「空気を汚さない舗装材料を探すしかないのかな」で締め括られている。「アスファルト舗装とコンクリート舗装はどう違うの?」は良くある質問でもある。



アスファルトは二次有機エアロゾル(PM2.5)の発生源である

https://news.yahoo.co.jp/articles/fd28a221f8d6f8cbf2177fc972a2b18f71aceee0

「どうすりゃいいんだ」

という冒頭から始まるかなりチャラい内容のニュース記事。

その記事ではイェール大学の研究チームの成果報告として「アスファルトは二次有機エアロゾルの発生源である」という結論を紹介している。


⚫︎二次有機エアロゾル

大気に浮遊する粒子をエアロゾル粒子と呼びますが、このうち粒径が2.5μm以下のものをPM2.5と呼んでいます。エアロゾル粒子は、光を散乱・吸収したり雲の形成に関わったりすることで気候に影響を及ぼします。また、特にPM2.5は肺の奥まで届くことから人間の健康に影響を及ぼします。

https://www.nies.go.jp/kanko/kankyogi/68/column4.html


つまり、ニュースであれだけ話題になったPM2.5のことのようだ。

じゃあ、最初からPM2.5と言え!と言いたい。

そして、


夏場のアスファルトが「ガソリン車やディーゼル車よりも多くの汚染物質を放出している」ことがわかった


と紹介されている。

これは、何事だろうか。

このチャラい(人のこと言えない)ネット記事が仮に本当だったとしたならば。

先進諸国でもずば抜けてアスファルト舗装率の高い我が国にとってはとんでもないニュースリリースとなる。

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我が国の舗装のおよそ95%は今回問題として話題になっているアスファルトが占めている(出典:https://www.jcassoc.or.jp/cement/1jpn/jk7.html)。


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先進諸外国に比べ我が国のコンクリート舗装率は極めて低い水準となっている(出典:https://www.jcassoc.or.jp/cement/1jpn/jk7.html)。



そもそも、アスファルトはプラスチック製品の1。マイクロプラスチックがこれだけ問題視されててなんで問題視されてこなかったかが不思議だった。

「スタバのストローだの、スケールが小さすぎじゃね?」

と個人的にはずっと抱いていた「不思議」だった。

熱可塑性樹脂とマイクロプラスチックの因果関係を示す資料を一通り探してみたものの文系出身の僕には確たる証拠を見つけることができなかった。

もちろん、コンクリート舗装の味方「生コンポータル」だ。

我田引水、とか、「あいつらは自分の商売につなげたいだけ」とか、いろいろ言われてもどんと来いと思っている。

コンクリート産業に身を置く人くらいコンクリートの味方になったっていいじゃないか。

おかしいもんはおかしい。

耐久性や強度、環境性能を考えてもアスファルトに95:5と水を開けられていて黙っているのは産業人としての怠慢だ。

以前産業団体もリードして「適材適所」を国土交通省に陳情した経緯もあるがその成果は限定的だ。

産業構造が変わらない限りこのような現実は変わらないのかと憂いていたがここに来て突如現れた大ニュース。

「アスファルトは二次有機エアロゾル(PM2.5)の発生源である」

という報道。

来ちゃった?

文春報くらいのインパクトだ。

追い風吹き始めた??



「空気を汚さない舗装材料を探すしかないのかな」

なお、記事は「空気を汚さない舗装材料を探すしかないのかな」と締め括られている。

いやいやいや、これ、フリですか。

フリですよね。

(このブログもあんまりチャラいこと書いてるといつも通りスルーされるので気をつけたいところなのだが、興奮でいつものテンションが過熱している)

空気を汚さない舗装材料有り〼。

のぼりか看板出したろうか、くらいの質問だ。

冷やし中華始めましたのテンションである(?)。

あるじゃあ、ないですか。

水を通し、空気も流通し、路面温度も上がらない、耐久性に秀でていて、打水すればさらに環境温度は低下しヒートアイランド現象を抑制し、ゲリラ豪雨など冠水被害だって抑制できる、舗装材料がっ。

透水性コンクリート、がっ。



コンクリート舗装はガラス(Si)や石灰岩(Ca)の仲間。

だから、コンクリートは温度上昇によってややこしい成分が溶け出したりPM2.5をばらまいたりすることは絶対にありません。

無機質ですから。

石油製品と一緒にしないでください。

(ライバルのスキャンダル「多目的トイレで密会?!」に内心ほくそ笑むお笑いタレントの心境はこんな感じだろうか)。


なお、僕はアスファルトについてとことん詳しいわけではない。

あくまでコンクリート(主に環境)に関しての専門家だ。

(ただし、悪口を書く以上は1級舗装施工管理技士の資格取得のための勉強など日々鍛錬はしている)。

そして、これだけは言える。

石油由来の舗装材料であるアスファルトを原料とする舗装材料はいつしか見直されるべき日が絶対に来る。

もちろん、コンクリートだって今はまだ完全クローズドループを達成したわけではない。

ただ、セメントフリー技術やコンクリート塊の再生利用など、アスファルトに比べたらクローズドループへの期待は高い。



「アスファルトは二次有機エアロゾル(PM2.5)の発生源である」

このニュースでご飯3杯はいける。

ただ、文系の哀しさか、科学的に深く検証することができず、ただただおちょくるだけというチャラいブログしか書けないのが残念でならない。

ただ、いいのだ。

何かがトリガーとなってコンクリート舗装がきちんと見直されて、よってもって透水性コンクリートなどの先端コンクリートテックが見出され、大地が再生されていけば、それが本望だ。

自然と人が調和する世界を創造するコンクリートテック。

大地に蓋をしないコンクリート。

大地の呼吸を止めない舗装。

透水性コンクリート舗装の普及の道は険しいが光がさしたようだ。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

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