長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2017/02/08

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「コスト圧縮ファースト」 工期短縮・材料販売・排水・貯水

「コスト圧縮ファースト」 工期短縮・材料販売・排水・貯水

一つはっきりと言っておくと、

僕はブロガーではない。

生コン屋である。

だから、生コンにまつわる仕事をちゃんとしている。

こう書いておかないと自分でも不安なのだ。

僕は、ブロガーではない。


さて、今日もきちんと生コンにまつわる仕事をしている。

アパート建設では名うての大手ビルダーの方に、

透水性コンクリート(ドライテック)

の採用に関してプレゼンをした。

(仕事してるっぽい)

その会社は全国で年間1,500棟もの建物を世に送り出している。

そして、それら建物にも必ず、

・駐車場

・土間コン(占用庭)

が併設されている。

そこに、

透水性コンクリートはいかが?

とうことで友人(取引先のお世話になっている方)から紹介があった。


いきなり論旨をがらりと切り替えるが。

その、友人。

僕が手ぶらにスト(どこへ行くにも荷物を持たない)だったころ、

陰ながら僕を応援してくれていた一人だ(手ぶら協会賛助会員)。

プレゼンに入る前に彼は耳寄りな情報としてあることを僕に告げた。

tebura.jpg

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ついてくるキャリーバッグ。


生コンブログを始める以前、

手ぶら協会の会長を自任し、

「世界中どこへいくにも『ちょっと近所のコンビニへ』スタイルを貫く」

そんな姿に共感する人は多く(14人くらい)、

多くの人が1年以上にも及ぶ僕の挑戦に共感し、

手ぶらの日常をつづった「手ブログ」は大変な人気を博し、

スポンサーを申し出る企業がそろそろ来るのではないかというところまで行った。

このバッグ、僕を呼んでいるような気がする。

また、手ぶらに戻ろうか・・・。


閑話休題。

そのプレゼン前にそんなものを見せられた僕はたじろいだが、

何とか自分を失うことなくプレゼンを行った。


いわく、全国規模のビルダーの関心事は、

・コスト削減ファースト

これに尽きるようだ。

・環境性能

・意匠性

・各種機能

など、ほかにも吟味すべきパラメーターはあろうが、

とにかく毎週毎週コスト削減をテーマに社内で議論を戦わせているという。


これまで透水性コンクリートに関して、

コストを要求されることがそれほどなかったのもあり、

改めて別の角度からドライテックを眺めることのできるいい機会だったと思う。


コスト圧縮という文脈におけるドライテック

・材料販売が可能

つまり、アスファルト舗装工事のように道路会社ですべてお膳立てしてまるっと販売されるのではなく、自前の作業員の方々で工事ができるためコスト削減効果が見込める

・工期短縮

土間コンクリートと比べると仕上げ作業という工程がないためあっという間に工事が終わる。土間コン工事は基本朝から始めるが、ドライテックの場合はそれこそ夕方3時過ぎとかでも難なく工事ができてしまう。そのため、供給する側の生コン工場としても繁忙時期を避けることができるため円滑な供給が行われやすいため、コスト圧縮につながる

・排水貯水設備の軽減

工事そのものもそうだけど、透水性コンクリートは文字通り水を通すため、排水貯水設備そのものを大きくサイズダウンまたはカットすることができることによる経済合理性は大きい。つまり、トータルコストの圧縮という点。


パッと思いつくだけでも、

「コスト削減ファースト」

の文脈にきちんとついて言っているドライテック。

すごいぞ、ドライテック。


そんなわけで、

ブロガーではない僕は午前中プレゼンを済ませ、

皇居回りを軽くランニングし、

別のビジネスパートナーとランチミーティングをして、

今は新幹線で帰路についている。

そんな時間を惜しんでブログ作成に余念がない。

ブロガーとして生まれてきたことを幸福に思う。


宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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