2017/01/30
「普通の土間コンじゃつまらない」 ジャッキアップ・車いじり

造園業、エクステリアと言ったらどういったイメージを持つだろう?
僕は文系出身であるひけめが実はあって、
営業先がほとんど「理系」ばっかなので、
文系を何も考えずに選んだことをたまに後悔したりなどしている。
なにせ、営業先の方との知識や背景が違いすぎるものだから、
なかなかお役に立てることができなくて辛い思いを何度もした。
なんで、こんなことを冒頭で書いているかというと、
「造園業、エクステリアはそんな僕にとって天国」
だったからだ。
決して僕が造園やエクステリアに明るいわけではなく、
造園・エクステリアにかかわる人達はおおよそ、
「優しい」
普段草木を扱っていることとなんらかの関係があるかもしれない。
さて、
本日工事をさせていただいている透水性コンクリート、
世田谷区の矢藤園さんには、
これで5回くらいドライテックをご採用いただいている。
見ての通り、前側が高級感あふれる石張りであることもあり、
「普通の土間コンじゃつまらない」
というお施主さんのご意向に矢藤さんはお応えした。
透水性コンクリート7号砕石Ver
(通常は石を20㎜としているが、7号砕石は5㎜となる)
(真ん中の凹へこんだ部分は車メンテのための下がり部分)
お施主さんは無類の車好き。
今度のお庭では休みのたびに大好きな車いじりにいそしみたい。
通常の土間コンだと勾配(スロープ)を付けなければいけないけど、
透水性コンクリートなら表面に水が残らないから直ぐに、
車の下に滑り込む
ことができる。
今日も運んでいただいたのは三和建業の運転手さん。
たまには仕事が遅れて待たせてしまうこともあるけれど、
とても気持ちよくお仕事をしていただいています。
この場をお借りして感謝申し上げます。
午前中工事を始めてお昼前には完成した。
写真だと少しわかりづらいけれど、
奥の方は車の下にジャッキアップ無しで滑り込めるように、
すこしさげて仕上げてある。
ボーダー(目地)に石材を採用していて実におしゃれな仕上げとなった。
今日も、透水性コンクリートの地面が増えた。
こうして少しずつ僕たちの価値が拡充していく。
いつの日か、
「土間コンと言えばドライテック」
そうなる日がもしかしたら今年やってくる。
そんな予兆がしてならない。