長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2018/07/05

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「いよいよ夏本番、透水性コンクリートの季節!|透水性コンクリート」

「いよいよ夏本番、透水性コンクリートの季節!|透水性コンクリート」

当初土間コンクリートで計画していたが面積が広く排水計画ができず、ちょうどそんな時に「生コンでいいことセミナー」に参加。お施主さんと相談の上決定。92m2厚さ100mm施工ジャービス商事、製造大木生コン
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/



いよいよ夏本番、透水性コンクリートの季節!!

さあ、梅雨明けが発表された。

台風の影響でしめっぽい1週間だが、

梅雨にあれだけ悩まされた透水性コンクリートも、

晴天の中ばんばん施工実績を伸ばしている。

見立てだと見学会に訪れた業者さんは大抵その性能に納得してもらえる。

20〜30%くらいの業者さんに実際に採用していただける。

その現場がさらに見学会となってまた別の業者さんに納得していただく。

この連続の先に、

「日本の土間コンの常識を変える」

があることを知っている。

今日も、明日も続く見学会。


初施工.jpeg

※今回はじめての施工となるジャービス商事さん


O生コン.jpeg

※こちらもはじめての製造となる大木生コンさん

90完成.jpeg

※無事大過なく90m2は9時過ぎに始まり12時には完了



夏場の心配は「ドライアウト」

15年の経験をもつ生コンポータルが施工指導に当たれば心配ない。

けど、もしはじめての施工ではじめての製造で指導なしに施工する場合、

特に夏場注意しなければならないのは「ドライアウト」という現象。


透水性コンクリートは極端にペーストがない。

つまり、従来保水する役割を持つペーストがないということは、

通常の生コンよりも乾きやすい

ということを意味する。


「じゃあ、たくさん水を入れればいいんだね?」


僕たち自信も透水性コンクリートを始めた頃はそう思っていた。

脱水してしまって仕上がりに不備(骨材がぽろぽろと取れてしまうなど)をもたらす、

ドライアウト

だったら、たくさん水を入れればいいじゃないか。

生コンクリートの常識。

実はこれ透水性コンクリートの場合まったく当てはまらない。

なんと、水を加えれば加えるほどドライアウトは起きやすくなる。



大切なのは水の量ではなくて粘性

15年の歴史の中で施工方法も材料もそれぞれ進化してきた。

骨材の周りに付着するペースト。

特に夏場や風の強い日などは乾いてしまう。

それを防ぐために水を増やすのではなく、

「適正な水量を見極める」

ことが肝要となる。


もちろん、材料そのものにも保水し施工しやすくなる成分が含まれる。

そして適正な水量を確保することによって風や高温にもまけない、

「粘性の確保」

がドライアウトの対策になる。


今では当たり前のように毎日施工されている透水性コンクリート。

涼しげに、

スマートそうに、

こともなげに施工されている透水性コンクリート。

実はここに至るまでは文字通り、

「死ぬほど」

苦労した歴史がある。


夏を迎えると思い出す。

ドライアウトとの闘いの日々。

今はそれら問題は完全に解消されて、

ふつーの土間コン

として多くの現場で採用いただいています。


歴史を語るにゃまだ早い。

それにしてもおかげさまですごい普及です。

土間コンの常識が変わっていきます。


生コンでいいこと。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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