2017/10/20
集水桝の代わりに、地面を透水性コンクリートへ!

集水桝の代わりに地面を透水性コンクリートにする
今この瞬間。2017年10月20日9時54分現在。
日本で一番集水桝のことを考えているのは僕だ。
明日の同じ時間にはどこかの誰かに1位の座を譲っているだろう。
ただ、今この瞬間は、日本中で集水桝について考えているのは僕である。
生コンブログの始まりである。
ひっそりと活躍している『集水桝』
『集水桝』とは何か?
文字通り、水を集める桝のことである。
こんなのが地面に埋まっているのを見たことがあると思う。
なんで、水を集めるのかって?
水があふれて困っちゃうからである。
このところ寄せられた引き合い。
「防災用駐車場に透水性コンクリートを採用したい」
との要望だった。
『防災用駐車場』?
初めて聞いた言葉である。
調べてみると、大地震など災害の際に
必要となる避難場所の確保。
その避難所として有事に役立つ駐車場のことだそう。
とある駐車場管理会社が開発した防災用駐車場。
そこには井戸が設置されている。
災害時には水の確保は最重要。
それが担える井戸が避難場所にあれば大助かりだ。
ちょうどいい写真があった。
ほら、脇に正方形の『集水桝』が見えるでしょ?
例えば井戸を使ったとき、
必要以上に水が溢れてしまったり、零れてしまったりした場合に
周囲に水たまりが出来ることを防いでくれている。
集水桝。
みんな好きで使っているわけじゃない。
靴がびしょ濡れになったり、浸水させたくないって思っているから、
その対策として設置している。それが集水桝。
「そんな集水枡の代替として、透水性舗装を取り入れる!」
まさにナイスアイディアである。
集水桝の代わりに地面を透水性コンクリートにする
小規模だから生コン車で運ぶのではなくて、
俺の生コン『透水性コンクリート』
パッケージしてそれを製品として販売する。
とっても安い。
集水桝を設置することを考えたら、手間も価格も格段に安くなる。
防災駐車場も、防災井戸も。
今後ますます世の中に普及していくだろう。
その普及と一緒に新しく、
生コン屋さんと透水性コンクリート『ドライテック』が
仲間入りしていったら......?
コンクリートが防災の役に立つ。
なんて素晴らしいことなんだろう。
今回注文を寄せていただきました会社さんには、
感謝してもしきれません。
宮本充也
(2018年7月19日 三浦 編集)