2018/07/13
「こんな雨でも施工する?!|透水性コンクリート」

日々更新される透水性コンクリートの施工実績。「雨の日に土間コン打設なんて絶対むり」。そんな常識が変化しようとしている。「こんな雨でも施工する?!」今回の現場もまさにそんな常識を壊した貴重な現場。施工:三河ミクロン社、製造:太洋コンクリート工業社。170m2 100mm厚
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/
こんな雨でも施工する?!
※施工当日浜松市周辺は猛烈な豪雨に襲われていた
※晴れ間は見えているものの局地的な豪雨(ゲリラ豪雨)に襲われる現場
「降水確率60 %で土間コン打設しますか?」
「予定日の朝土砂降りだったとしても土間コンてやります?」
全国セミナーで来場される建設関係者の方への質問。
無論、
首を横に振る。
「できるわけないじゃん」
つまり、
雨の日に土間コンを施工するということは非常識極まりないということ。
そんな土間コンの常識が日々変化しようとしている。
この変化に気づいている人は建設産業の中にも少ない。
今、土間コンクリートの常識が、
気持ちよく崩壊しようとしている。
雨の日でも土間コンは施工できる。
※覗く晴れ間にせっせと施工。雨に叩かれるようならブルーシートで養生
発達する天気予測が土間コンの常識を変える
※現代ではスマホで気軽に正確な雨雲の位置を知ることができる。
天気予測が精緻になったからといって、
通常の土間コンが打設できるというものではない。
これは、みんな知っている常識。
なぜか?
土間コンクリートは朝1番から場合によっては9時10時までかかる時間と労力が必要な工事対象だから
となる。
施工フローはざっと下記の通り。
・ワイヤーメッシュ敷設(ふせつ)
・生コン敷設
・ブリーディングが引く(みず引き)のを待つ2〜3時間
・左官コテ仕上げ3回
このフローにかかる時間はざっと見積もっても6〜7時間は固い。
特に冬場などなかなか水がひかない時期はさらに伸びる。
その最中に仮に冒頭のような、
土砂降り
に襲われたらどうだろう?
あまりにもリスクが大きすぎて誰しも降水確率が50%を超えるような日には施工を控える。
それが常識となっている。
一方、透水性コンクリートの施工フローは以下の通り。
・生コン(透水性コンクリート)敷設
・仕上げ(プレート1発仕上げ)
以上、なのだ。
30分で全てが終わってしまい、しかも施工直後の舗装面を歩ける
※犬走り部分を施工している様子
仮に土砂降りに襲われてもブルーシート養生で避けることができる。
通常の土間コンと違って表面がそんなにデリケートじゃない。
猫が歩いたくらいで足跡がつくようなやわな表面じゃない。
おじさん、載れる。
歩ける。
そんなタフな舗装面だから雨にも強い。
速い。
だから、晴れ間にあっという間に施工できちゃう。
土間コンの常識が変わっている。
一部の人たちは知っている。
多くの人たちはそのことを知ろうともしない。
これはチャンスだと思っている人がいる。
事実、チャンスだ。
エクステリア土間コンの常識を変えることで、
生コンでいいこと。
多くの関係者に笑顔を届けたい。
生コンでいいこと。
宮本充也