2020/06/09
【静岡】「駐車場施工で《水はけ》《平ら》が問題になったら透水性コンクリートが絶対」

静岡県富士市。駐車場の増設に伴い「排水が無い」「平らにしたい」という施主の希望に透水性コンクリートを提案したところ採用となった。
製造:長岡生コンクリート、施工:若林建設(38.7m2、100mm、4名、3時間、庭コン)
地元【静岡】では透水性コンクリートの提案が「あたりまえ」
施工Before。
駐車場の増設にあたり排水が無い。
また、勾配も取りたくない(平らがいい)という施主の希望も寄せられた。
施工Before2。
前面道路との境界にも側溝などの排水設備がない。
集水ますや地下暗渠などを設置すればそれだけコスト増となる。
それなら、「透水性コンクリートはある程度排水も兼ねる舗装」ということで若山さんが施主に提案し採用となる。
こうした採用は静岡県では今や当たり前になりつつある。
全国区での事業展開しているとはいえ生コンポータルの地元は静岡。
そんな静岡では透水性コンクリートの提案という文化がずいぶん浸透している。
地元静岡では透水性コンクリートの提案は当たり前。
敷設(ふせつ)され平坦に均された材料はプレート転圧が追いかける単純作業。
静岡(生コンポータル)では「通常の生コン出荷」とそれほど変わらない当たり前の光景となっている。
施工After。
施工After2。
施工After3。
排水と舗装(ぬかるみ、雑草対策)を兼ねる透水性コンクリートは少しずつ全国標準へ
インターネットの力を日々感じている。
さっきは2年もご無沙汰していた岩手県の生コン工場の方から連絡があった。
「最近ちょこちょこと透水性コンクリートの問い合わせをもらう」
「見積もりの仕方を1から教えて欲しい」
「お庭作りは0円マッチング」庭コンには全国の施工者と製造者のリストが公開されている。
また、5年目となる「毎日ブログ3本以上」の情報発信は少しずつだが一般にその存在を伝え始めている。
生コンポータルが操業し透水性コンクリートを初めてから15年が経過する地元静岡では今回のように、
「排水」
「平ら」
というニーズが生まれればすぐさま「透水性コンクリート」という文化が定着している。
そんな当たり前は今ネットの力で全国・全世界に波及しようとしている。
施工者にとっては、水はけ(排水設備)の問題は日頃から頭を悩ませるテーマ。
また、土間コンクリートも日頃から施工するもの。
日々の当たり前の中に埋もれている問題の解消策は知られていないだけで実際に存在する。
今も知らないだけで普通の土間コンであれこれ苦労している多くの施工者の方々がいる。
今や静岡では当たり前のこの価値を建設の当たり前、常識にしていくことこそが僕たちの使命だ。
「生コンをもっと身近に」
「生コンでいいこと」
透水性コンクリートは小さな現場の味方です。
毎日WEB説明会を15時から開催している。
少しでも興味を持ったらお気軽にお申し込みを。
これからのエクステリア施工が劇的に変わる。
宮本充也