2020/06/21
【愛知】「ダイソンが生み出す透水性コンクリートの新しい価値」法面・保護

愛知は毛受建材の至宝「ダイソン」こと大村さんのブログから目が離せない。コロナ収束を迎えいよいよ愛知県でも快進撃が始まる。たまりにたまった見積もり提出案件。「ダイソンが生み出す透水性コンクリートの新しい価値」。
⚫︎参考記事:快進撃が始まる 2020.06.19
まさかの法面保護に採用されたスーパー土間コン
法面保護(傾斜が雨水などで洗掘されてしまうことを防ぐ)に透水性コンクリートが採用されたようだ。
以下は、ダイソンのブログからの引用。
材料(性能)を伝えるだけでは絶対に決まらない
普及活動に携わっていて身につまされる。
マーケットイン、顧客を出発点とする、ニーズやウォンツを満たす。
表現はいろいろあるけれど、どうしてもものづくりのラストワンマイルたちは自分たちの製品を出発点に物事を考えてしまう(プロダクトアウト)。
悪い場合には押し売りの類になるケースだってある。
「自分の製品に絶対の自信を持っている」
そのことは確かに重要なプライドなのかもしれないけれど、ビジネスとは市場と顧客を創造することとはよく言ったものだ。
まずは、相手(顧客)の事情に関心を寄せる。
その人がどんなことに悩んでいて潜在的かもしれないけれどどんなことを求めているのか。
顧客をスタート地点に据えて思考を始める。
その上で、自分たちの製品・透水性コンクリートの持つ機能は一体相手のどんな要望に応えることができるのかを分析する。
今回法面の保護に用いられた透水性コンクリート。
そもそもが保護されておらず雨のたびに法面を伝った泥水が流出し法面も不安定(すぐに削れてしまう)だった。
では、コンクリートで保護した場合はどうなるのか?
地面に蓋されてしまえば雨水は地面に吸い込まれることもなくそのままダイレクトに流下してしまう。
お隣さんにその大量の水をお届けしてしまうので排水設備を別途用意しなければならない。
そして、ダイソンは提案した。
透水性コンクリートならそんな問題を解消でき施工者や施主が求める要望を満足することができる。
通常透水性コンクリート舗装は駐車場などに用いられるものという認識がある。
それは知らぬ間に担い手の思考を型にはめてしまう。
ダイソンが提案し採用された法面保護としての透水性コンクリート。
頭は柔らかくなければならない。
常に自分本位ではなく顧客本位でなければならない。
週明けから数多くの透水性コンクリートの案件が目白押しのようだ。
さすが、ダイソン。
常に顧客に寄り添ってそのニーズを認識し、最後に自分のできる届けられる価値を提示する。
腕利き営業マンの見本のような人物だ。
今後のダイソンの快進撃から目が離せない。
宮本充也