2020/06/23
【徳島】「水たまり?え?なんですか?」四国生コンクリート工業

徳島県徳島市。「居宅前の道路に水が流れてたまるのを防ぎたい」。雨天時道路から敷地に向かって流水し停滞しそこに車が通ると泥水が飛び散ることが問題となっていた。透水性コンクリートを舗装することで解消。
製造:四国生コンクリート工業、施工:不明(45m2、5.25m3、100mm厚、4名、2時間半)。
飛び散る泥水に困り果てていた
施工Before。
全国から続々と寄せられる透水性コンクリートの施工実績。
敷地が道路よりも低く、今回境界ブロックで流水を防ぎつつ舗装を透水性コンクリートにすることで滞水を解消することになった。
薄ベニア(4mm)を巧みに敷いた上にプレートコンパクタで転圧することによって荷重が分散されプレートマークと呼ばれる凹凸(不陸)を避ける。
人によってベニアを敷いたり敷かなかったり。
そのことで平坦で平滑な舗装表面となる。
施工After1。
見事に平坦な土間コンの完成。
施工After2。
これで玄関前はぬかるみや水たまりにならず雨の日も快適だ。
外の水を部屋の中に持ってくる心配もない。
もちろん、草とりからだって永久に解放される。
お施主さんの念願はこうして叶えられた。
水がたまらない地面を当たり前にする
都心の一等地でも歩道が水浸しなんてよく見かける。
2020東京オリンピックは延期になってしまったけど、こんな地面で各国のゲストをお迎えしていいもんだろうかと思っていた。
我が国日本こそ世界に半を垂れるべきだ、と。
「あれ?なんか歩行が快適。なんで?」
諸外国からの皆さんが歩いている時にふと「?」になるのだ。
「ジャパンはトイレも快適だけど地面も快適。ホワイ?」
「地面は雨の日水が溜まるもん」
誰しもその常識を受け入れている。
そこに疑問を挟むことをしない。
思考停止。
ソリューションやテクノロジーはある。
あるのに普及しないのには色々な理由がある。
そんな理由を一つ一つ潰すのが僕たち生コンポータルや日本中の生コン製造者や施工者の方々。
今日も、明日も、透水性コンクリートで地面を再生する。
将来の人たちはこういうのだ。
「水たまり?え?なんですか?」
その時地面には水は止まることを知らないのだ。
そんな未来を作る。
今日は熊本で施工立ち合いだ。
日本中で今常識が変わろうとしている。
宮本充也