2020/07/04
【徳島】「土間コンの水勾配が取れない?!どうする?」四国生コンクリート工業

徳島県徳島市。M様邸。出入口から道路までの土間コンクリートに水勾配(排水のための傾斜)が取れない為採用となった。透水性コンクリートに興味のある高知県のレインボーコンクリート百田社長が製造と施工の見学にいらした。少しずつ四国の供給体制も整備されていく。
製造:四国生コンクリート工業(担当:林郷之)、施工:不明(約11㎡、100mm厚、4名、1時間)
土間コンの水勾配(排水のための傾斜)が取れない?!どうする?
施工Before。
限られた敷地でいかにして排水を行うかはエクステリア・外構に関わる人々にとってのまず最初の関心事。
「水勾配が取れない?!どうする?」
透水性コンクリート「ドライテック」の採用理由第1位とも言っていい「排水」。
排水だけで下手すると20〜30万かかってしまうなんてことがあるそうだ。
その点、透水性コンクリートの場合、「舗装そのものが排水設備を兼ねている」。
だから、材料が生コンよりも高くともトータルコストで安い。
⚫︎排水設備
が軽減されるだけではなく、
⚫︎ワイヤーメッシュ
⚫︎作業時間
⚫︎作業人員
などにアドバンテージが得られる。
施工者にとって「楽して儲かる」を地で行く工法。
施工開始。
材料を敷設してレーキ(トンボ)やプラゴテで平坦に均す。
続いてプレートコンパクタで転圧(仕上げ)。
転圧直後には写真のように歩行が可能(抜き足差し足でお願いします)。
表面仕上がりの状態。
きちんと隙間(すきま、くうげき)が確保され、そこを伝って水が抜けていく。
施工After。
排水なくとも朝出勤の時には地面は雨が降ってても水たまりがない。
その機能は一生続く。
家電製品で「一生使える」ってあるだろうか。
家の中にお金を使うのももちろんいいことだけど、家の外にお金をかけるのは見落としがちだけどとても大切。
雨の日の出勤、足元が乾いているという性能が一生続くことにあなたならいくらかけるだろうか。
どうせ土間コンで舗装するならその点を是非検討するといいと思う。
興味がある。誰に頼んだらいいの?
昨日(2020/07/03)のオンラインセミナーの様子。
今日(2020/07/04)も15時から2名の参加を予定しているオンラインセミナー。
そこでは日本全国からエクステリア・外構関係者がご参加いただきコンクリート(主に透水性コンクリート)の先端技術に関する説明がされている。
毎日、実施されている。
土日、祝祭日関係なく、毎日だ。
まるで、毎日3本更新されているブログのように日々粛々と、地球の自転のように続く。
https://www.nr-mix.co.jp/niwakon/subcontractor_list.html
その説明で透水性コンクリートの施工に関する知識を習得し実際に施工に移る。
こうした施工者の方々は「お庭作りは0円マッチング」庭コンに施工者登録される。
日々少しずつ登録施工者は増え続けている。
生コンポータルの現在の目標は1日3件ずつ施工者を募りその総数を5000社にすること。
そうなれば透水性コンクリートに興味のある一般の方々や発注者は難なく願いを叶えることができて、やがて日本の地面は変化していく。
水勾配がなくとも排水に困らず降雨はそのまま地下水系に還元される100年前の本来の大地の機能を取り戻すことになる。
現代の問題「ヒートアイランド現象」や「ゲリラ豪雨」は軽減され自然と人が調和する世界が立ち戻る。
僕たち生コンポータルや生コン産業が志向する未来はそんな世界。
宮本充也