2020/07/23
【群馬】「一度自社で試験(準備)施工してよかったら採用していきたい」福樹園

群馬県館林市。自社駐車場に試験(準備)施工。インターネットで透水性コンクリート《ドライテック》のことを知り、「一度自社で試験施工してよかったら採用していきたい」ととても真摯な態度で臨むものづくりのラストワンマイル・福樹園福田氏。
製造:匿名希望、施工:福樹園(担当、福田真己、10m2、100mm。1名、40分、庭コン登録)
施工動画
試験(準備)施工への協力喜んで受け付けてます!
施工スタート。
事務所置き場の土間コンクリート整備を兼ねて透水性コンクリートの試験(準備)施工となる。
「最近よく話題になる」透水性コンクリート。
動画やHPを見る限り素人が施工をしているようでもある。
施工実績も充実してあり今や「特別な」製品でもないようだ。
それでも、長年培ってきた施工者としての看板。
きっと大丈夫だったとしても付け焼き刃で手を出して失敗でもしたら信頼を失ってしまう。
「一度自社で試験施工してよかったら採用していきたい」
こんなふうにとても真摯な問い合わせを寄せてくださる施工者の方々は少なくはない。
生コンポータルとしてはこうした熱心な施工者の方々をサポートする各種サービスを準備している。
オンラインセミナーや施工見学会(あるいは試験施工の申し込み)はこちらからオンラインでできる。
普段土間コンクリートでは使用しないプレートコンパクタ(30kg)の使用感を慎重に確認。
ターン(転回)の時に発生してしまうプレートマーク(凹凸、不陸)の度合いやプレートをかけるタイミングなどを体験する。
敷設と均しまでが済んだ状態。
転圧のかかりにくい端部は手前に置いてあるタンパで入念に転圧をし、広いところをプレートコンパクタが走る。
施工完了。
最後に気になるところ(目の詰まり方の粗と密のばらつき)を丹念に転圧して終了。
たった一人での施工とはいえ、親方(リーダー)が施工を経験してさえいれば、あとはプロ集団。
10m2でも、100m2でも実際にやることは同じ。
これで心身ともに施工を理解していただけた。
あとは、自信を持ってお施主さんに提案が始まる。
実際の施工に至るまでのプロセスについて
これまでの土間コンの常識
- ブリーディングや仕上げなどで作業が1日仕事となる
- 左官屋さんと生コン屋さんの予定が合わず工期がずれる
- メッシュ配筋施工の面倒と打設中の足元の面倒
- いつも頭を悩ませる水勾配の問題
- 土間コン表面に発生する「色むら」と「ひび割れ」でお施主さんとトラブル
- そのほか面倒くさいが沢山
新しい土間コンの常識
- 夕方から打てる土間コン→完成までたったの30分(住宅外構)
- 午後なら生コン屋さんの予定も入りやすい
- 水勾配を考えなくてもいい、透水性コンクリート
- メッシュ配筋の設置不要、打設作業も楽
- ペーストがないから「色むら」がない「ひび割れ」が見えない
- その他ハッピーが盛り沢山
上記はこれまで生コンポータルが数千名の施工者の方々との交流を通してまとめた土間コンvs透水性コンクリートの対比。
実際、それが本当なのか?
ガチで施工素人の女子2名がガチ施工。
クオリティは別として30分で施工が終了する。
「これなら、施工できるな」
上述の施工見学会(オンラインセミナー、試験施工)で連絡をしてもらえれば、あとは最寄りの生コン工場をこちら(生コンポータル)で手配するか、あるいは仕入れ先の生コン工場を紹介してもらえれば、そこから材料が届くよう手配することができる。
そして、現在700社をこえる施工ネットワークにまで成長した。
生コンポータルではこの数を5年以内に5,000社(者)にまで広げようと考えている。
広がる透水性コンクリート施工の輪
今はまだ「やったことない」「特別な」土間コンかもしれないが、世界はこの土間コン《透水性コンクリート》が土間コンの標準になることを求めている。
大地は蓋されず水と空気が流通する舗装。
自然と人が調和する世界を具現化できる生コン。
そのゴールに至るプロセスにおいてとても大切な要素。
試験施工。
生コンポータルでは試験施工に全力で支えています。
宮本充也