2020/08/18
【埼玉】「着々と世界の景色を変えている透水性コンクリート」岡庭建材工業(三郷生コン)

三郷市鷹野戸建て犬走りの雑草押さえ、衛生対策に採用。非常に狭いスペースであるため、生コン車からバケツリレーで材料を搬入。さらに、プレートコンパクタすらも入らないため、転圧は全て手作業(タンパ使用)となった。問い合わせから20日。「着々と世界の景色を変えている透水性コンクリート」。
製造:岡庭建材工業(担当:江川直人)、施工:岡庭建材工業(4人、50分)。
いただいたお問い合わせは着実に形にしています
透水性コンクリート供給・施工関係者らで構成されているメッセンジャーグループに今朝岡庭建材工業の江川常務からメッセージが寄せられた。
記録を振り返れば先月7月28日に共有されていた埼玉県三郷市にお住まいの一般の方からのドライテックに寄せられた問い合わせ。
三郷市に操業する岡庭建材工業の江川さんはその後直ちに問い合わせに対応。
20日余りが経過した本日(2020/08/18)お施主さんの希望は叶えられた。
(※個人情報の取り扱いは厳重に行っております)
施工箇所はこちら。
隣地との境界に設置されたコンクリートブロック擁壁と建物の間(犬走)の狭いスペースであるため運搬のための一輪車はもちろん、転圧・仕上げのためのプレートコンパクタも入らない。
反対側の犬走。
製造だけでなく、施工も請け負う岡庭建材工業では4名の作業員がバケツリレーでドライテックを運び込み敷設。
プレートコンパクタも入らない狭さであるため、タンパ(スチール製)と呼ばれる道具で人力転圧。
従来端部を転圧するための道具であるから作業そのものも時間がかかるし大変だ。
仕上がり面の状態。
犬走のように日が当たらず、排水にも苦慮する場合でも、水を通す土間コン《ドライテック》を施工しておけば、流水や湿気によるコケ・カビも安心。
施主の目が届きづらい場所ではありながらも、もちろん草も生えることはないので、永遠に清潔を保つことができる。
犬走の雑草対策にドライテック
今回使用された材料は8m2分およそ1m3(立方メートル)。
材料そのものだけでも容積の20%が空隙(すきま)となっているため、200ℓの水を保水(貯留)することが可能。
さらに、その下の路盤、さらには地盤の保水・透水を考え合わせれば、1m3あたり400ℓ以上の水は舗装構造内部で貯留され、路面に溢水してくることはない。
これが、敷地に制限がかかる都心部の住宅の外構工事に重宝される理由。
排水設備すら設置できないような敷地での排水にソリューションを提供しているのだ。
さらに、狭い犬走は暮らし始めてから雑草に悩まされることになる。
ただでさえ体が入りづらいほど狭いためメンテナンスなど手が届きづらい。
敷地が限られている。
狭い。
それは、悪いことばかりではない。
必要とされる材料もそれほど大量にならないし、工事そのものも軽度のもので終わる場合があるからお財布に優しいということも言える。
「毎年雑草に悩まされるくらいなら、今年はドライテックを工事してもらおう!」
毎日大量に寄せられるようになった透水性コンクリート《ドライテック》への問い合わせ。
全国各地の生コン製造者、そして共にその土地のインフラを創っている施工者の仲間たちと毎日せっせとお届けしています。
どんな場所でも、どんな条件でもお届けします。
ドライテックは仲間たちと共に「着々と世界の景色を変えています」。
宮本充也