2020/08/28
【福岡】「雨の日濡れた土間コンであわや転倒?」防滑・水勾配・ちくしの生コン・心建築工房

福岡県太宰府市。雨予報だったためブルーシートで養生しながらの作業。施工者の早川さんがYouTubeで偶然ドライテックを発見。水勾配はあっても屋根がないので透水性があればコケ・カビが生育しにくい。滑りにくい。通常の土間コンクリートでは何年か経つとくろずんできたなくなる。そんな理由から今回採用に踏み切った。「水勾配の取れない所に採用していきたい」。
製造:セントラル商工 ちくしの生コン(担当:今村立身)、施工:心建築工房(担当:早川信幸、19m2、100mm、4名、1時間30分、庭コン登録)。
施工動画
屋根のない土間コンクリートはツルツル滑る
施工Before。
玄関前アプローチ兼駐車場舗装。
施工当日は雨が予想されていたためブルーシートでガッチリ雨対策。
「屋根のない土間コンはコケ・カビが生えて汚れるだけでなく、雨の日は路面がツルツル滑ってしまう」
採用を決めた施工者の早川さん。
透水性コンクリートであれば路面に滞水することがないから、コケ・カビを抑制できる。
さらに、粗面(表面に骨材の輪郭がゴツゴツと見える)であるため、防滑(ぼうかつ)効果も期待できる。
バスケットコートなどでも評価されているが、雨の日でもツルッと滑りにくいのはドライテックの知られざる強みのようだ。
普及活動を始めたばかりの頃は「ゴツゴツしててなんかいや」みたいな意見が多かったが、最近では「普通の土間コンと違って表面の風合いが素敵」なんて評判だ。
世間の常識なんてやつは変えようと思えば変わるようだ。
施工スタート!
ジョレンで材料を配り(敷設)ながら平坦性にも配慮する(均し)。
平坦性が確保できればプレートコンパクタで仕上げ転圧。
薄ベニアはプレートコンパクタの取り扱いに慣れていない方にお勧めしている。
プレート転圧むら(プレートマーク、凹凸)が発生しづらくなる。
施工After。
雨養生を気にしながらも1時間半の短時間で終わってしまった。
(通常の土間コンクリートであればおよそ1日がかりとなる)。
施工 After2。
土間コンクリートと異なり水勾配と言って排水のための傾斜をつける必要がなく平らにできるのも特徴だ。
土間コンでツルッとあわや転倒なんて経験ないですか?
この僕自身、雨の日に濡れた土間コンの上で転倒した経験がある。
「痛い」
なんてもんじゃない。
「イダダダダだあああああああぐわっぬおっっっ・・・」
だ。
死んだ方がマシなくらいの激痛だ。
よく骨折しなかったものだと当時を振り返る。
そんな凶器みたいな土間コンクリートを新築住宅に施工するなんて悪いこと言わないからよくよく考えてからにしてもらいたい笑。
あなた自身が転倒するだけならまだしも、あなたの大切な家族やあなたを訪ねた友人や知人に万が一のことでもあったらそれこそ取り返しのつかないことになる。
生コンポータルでもそんなあなたのためになんとか供給体制を整えてドライテックをお届けしたいと思っている。
1人でも多くの施工者の方へ届け透水性コンクリートの施工性
嬉しいことに興味関心を持っていただける一般のお施主さんはひきも切らない。
一方、困ったことに「透水性コンクリートを施工できる施工者」はその勢いに全く追いついていない。
今回YouTubeで採用を決断いただいた心建築工房の早川さんのような方にぜひこの価値を届けたい。
生コン工場はなんとか生コンポータルがご用意する。
あとは、施工をするだけだ。
今回の施工実績でもわかる通り、プロセスは非常に単純、しかも早く終わる。
付加価値の高い製品であるため、値下げ圧力も強くない。
適正価格できちんと契約することもできるはずだ。
(「何でもかんでも安くしろ!」みたいなお施主さんは相手にしなくたっていい)。
だから、1人でも多くの施工者さんに知ってもらいたい。
生コンポータルでは主に施工者さん向けに毎日オンラインセミナーを開催している。
こちらから参加申し込みができ30分〜1時間僕自身が透水性コンクリートの全てをお伝えする。
宮本充也