2020/08/29
「関西人気番組《せやねん》で紹介されてた《ドライテック》って一体何?」スマイル園芸・ガーデンジャム

いよいよ本日(2020/08/29)放送予定の人気番組《せやねん》で紹介される透水性コンクリート《ドライテック》。興味を持った方々の検索が予想される中ここでは改めて「ドライテックって何?」を解説。「日本中どこでも生コンのように購入できる」。リフォームや新築で検討される駐車場やアプローチの舗装に「水を吸収する舗装」ドライテックが選択肢の1つとなっている。
驚異の透水性能を誇る《ドライテック》は関西だけでなく日本中どこでも当たり前に手に入る。
草とり、ぬかるみ、水はけ、勾配、コケ・カビで悩んでる?
エクステリア人気YouTuber庭ファンで紹介されたドライテックはなんとリリース3ヶ月で11万再生を突破。
家を新たに建てようとしていたりリフォームを検討している人にとって露出度が非常に高まっている。
今回関西人気番組《せやねん》の人気コーナーで紹介されたこともありさらに世間の関心が高まることが予想される。
本記事では少しでも興味を持った人たちに透水性コンクリート《ドライテック》とはいったいなんなのかをプロではなく世間一般目線で解説していきたいと思う。
⚫︎日本中どこでも生コンのように誰でも調達できる
テレビで紹介される製品によくありがちなのが「ご当地限定」だったり「超高級品でなかなか手が届かない」というのがある。
当サイト《生コンポータル》では主に住宅外構(エクステリア)の分野で15年の歴史を誇る透水性コンクリート普及。
その過程で全国に製造・施工供給網が構築されている。
「水を通す特殊コンクリート」
と聞くと「きっと自分には関係ないな」と諦めてしまうかもしれないが、実は今では毎日日本中で採用されている極々当たり前の舗装材料になりつつあるのが《ドライテック》だ。
※4年で2,000件近い採用事例が紹介されている:https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/case/
⚫︎なんとDIY「自分で施工」にも挑戦できる
昨年あたりから頻発しているのが「自分で施工」つまりDIYによるドライテック施工。
動画のマニュアルをご覧いただければ「あれ、俺でもできるかも」という気持ちが湧いてくる。
なんとドライテックは初心者の女性だけでも施工できるくらい通常のエクステリア製品に比べて施工難易度が低い。
全国各地で微妙に価格は異なるが(特に関西地区は全国的に見ても少し高め)、自分で施工をすることで舗装の費用はかなり抑えることができる。
⚫︎土間コンクリート舗装の問題を全て解消
草取り、ぬかるみ。
この時期舗装をしないままだと家の周りは雑草が繁茂し雨が降ればぬかるんでしまう。
そのため土間コンクリートなどいわゆる一般的な舗装でこうした問題を抑え込もうとするとまた別の問題が生じる。
水はけ、水勾配。
つまり、地面が水を一切通さなくなるため、降雨をどのように誘導して処理するべきか。
これを解決するために施工者は大抵「水勾配」といって雨水を誘導する傾斜を設定することになる。
(ただ、敷地面積や条件などによって困難な場合もある)。
また、排水を考慮した場合排水設備(側溝、U字溝、集水ますなど)を設置する必要に迫られ工事が大掛かりになったりもする。
コケ・カビ。
さらに、通水しない通常の土間コンには雨水が滞水する。
特に建物北側など犬走り(いぬばしり)という箇所はジメジメ昼間でも日光が差さないため、コケ・カビなどの生育が懸念される。
水勾配(傾斜)の上に発生するコケ・カビは見た目(景観)上でも問題があるばかりか滑りやすく転倒などの懸念も指摘される。
⚫︎アスファルトと違って一生ものの性能
よく「その内目が詰まって水が抜けなくなったりするんでしょ?」「何年したら水たまりができるようになるの?」なんて質問が寄せられる。
結論から言えば、「永遠に水を通し続けます」となる。
一生を通じて、いや、あなたの子孫の世代までも。
透水性能は普遍的なのだ。
なぜか?
それはコンクリートという物質の性質に答えがある。
一般にはアスファルトと混同されがちな舗装材料「コンクリート」。
アスファルトは石油由来であり有機物。
つまり、大雑把に言ってポリバケツや輪ゴムなどと同族。
「ポリバケツや輪ゴムを外に30年放置してたらどうなりますか?」
答えは明白、30年はおろか数年で編成してしまって跡形もない。
年度末になるとあちこちで張り替え工事が行われ渋滞を巻き起こしあなたをイライラさせる舗装。
それは石油由来のアスファルトであって断じてコンクリートではない。
一方のコンクリートはケイ素やカルシウムでできている。
つまり、「ガラス」とか「石」の仲間、無機物質。
「西日に30年晒されたガラス窓が溶けちゃったなんて話聞いたことありますか?」
コンクリートが永遠であることの答えがこの1行に込められている。
ますます露出も高まり多くの方々の関心が寄せられる透水性コンクリート《ドライテック》。
この材料の歴史は15年目を数える。
その過程で全国各地の生コン工場や施工者の共感を得て今や急速に普及が進んでいる。
「100年前そもそも大地は水を吸収してた」
冷静になって考えてみて欲しい。
大地は水を通すはずなのだ。
それがいつしか大半の大地はアスファルトやコンクリートで蓋をされてしまった。
その原材料を得るために産業は山河を削り砂利やセメントを得てきた。
深刻化する豪雨災害は自然の気まぐれだろうか?
それとも、自然を支配しようと思い上がった人類に対する警鐘か。
大地を削らない、汚さない、蓋しないコンクリート。
生コンポータルでは透水性コンクリート《ドライテック》を始め、クローズドループやサステナビリティを具現化するコンクリートテクノロジーの実践に努めている。
人気番組での紹介を機会にこうしたコンクリートテクノロジーに注目が集まり環境負荷の最も大きな産業の一つコンクリートが変化することによって環境の再生に貢献していきたい。
宮本充也