2020/09/02
【東京】「鬼門《犬走り》だけでも《透水性コンクリート》にしておくだけでその後の人生はまるで違ったものになる」雑草・水はけ・都屋建材

東京都東村山市。一般個人住宅外構犬走り部の雑草・排水対策に採用。当該舗装は車両の乗り入れもなく荷重もかからないため、路盤工を省略して施工。これで毎年悩まされる草むしりからは解放され、排水設備も勾配もない犬走りでも水はけよくジメジメしないからコケ・カビも生育しない。
製造:都屋建材(担当:都築晋也)、施工:不明(8m2、100mm厚)。
狭い《犬走り》の雑草・排水対策といえば透水性コンクリート《ドライテック》
施工Before。
戸建て住宅犬走り部。
お隣さんを見れば一目瞭然。
舗装してなければ雑草に悩まされる。
舗装すれば水はけに悩まされる。
透水性コンクリート《ドライテック》という選択肢がなかった時には「どちらかの苦労を選ぶ」しかなかった。
八方塞がりというやつだ。
施工開始。
写真から伝わるように作業は至って簡単。
1人で施工できる。
また、今回は車両が乗り入れるわけでもないし頻繁に人が立ち入ることもないということで路盤工は省略した。
材料を運び込み、棒切れで平坦性を確保(均し作業)する。
通常はトンボなどの道具を使うところだが犬走の常としてとても狭い箇所では棒切れのようなもので均し作業を行う。
転圧して作業は終わり。
通常の土間コンと比べると、均し作業が終わったら水(ブリーディング水)が引くのを待たねばならない。
表面の水が引いたら今度は金鏝仕上げを複数回。
1日かかるところだが、ドライテックなら1時間とかそんな程度の時間軸で終わるってのも施工上のメリット。
八方塞がり、水はけ・草むしりどちらかしか選べない土間コンという従来技術は、透水性コンクリートの登場によって、水はけも雑草も解消してさらにはいつも路面が乾いていてコケ・カビが生えない清潔な犬走りが実現する。
暮らしが始まれば気付かされる犬走りの重要性
透水性コンクリートが度々採用されるのが犬走り。
玄関とか目立つところではない。
北側や人目のつかないところ。
室外機や物置、あるいはガラクタをそのまま押し込んでおくようなところ。
狭い。
だからこそ、水はけが問題になる。
そのため、舗装をしないまま砂利を敷いただけで放置されることが多い。
住むのはハウスメーカーではない。
施主だ。
新築時には問題にならない雑草はその後一生施主を苦しめることになる。
とある大手ハウスメーカーは「犬走りは砂利敷きですからドライテックは結構です」と豪語していた。
頼んでもないのに営業に来いと言われドライテックの機能を説明したところこうした返答があった。
今ではハウスメーカーに営業に行くのを一切やめてしまった。
来てくれと言われてもいかないようにしている。
時間の無駄だしバカバカしいからだ。
全員とは言わないまでも、大手ハウスメーカーと名乗る会社はまるで施主のことなんか気にしていない。
自分の営業成績とか社内でのポジションのことしか気にしていない(人が多い)。
下請施工業者のことをあたかも奴隷くらいに喋っていたあいつの名前晒してやりたいくらいだ。
閑話休題。
とにかく犬走りは施主を苦しめる。
砂利撒いておくだけでは雑草が力強く繁茂する。
舗装をすれば水はけが問題になる。
排水設備の設置はおおごとだ。
そこで、「排水設備を兼ねた舗装」透水性コンクリートが二項対立を超越することになる。
新築を考えている人はぜひこの点を看過しないでいただきたい。
戸建て住宅外構工事の鬼門は「犬走り」だ。
犬走りだけでも透水性コンクリートにしておくだけでその後の人生はまるで違ったものになる。
※さらに透水性コンクリートであれば水勾配と言って水はけのための傾斜をつける必要がないため、物置を設置する際にも何かと便利だ。
宮本充也