2017/05/18
「はっきり言って、奇跡だ。」 翌日・開放・早期・透水・コンクリート・土間・工期・短縮

「翌日車の乗り入れができる透水性コンクリート」
・翌日乗り入れ可能 → 工期の飛躍的短縮
・透水性 → 水たまりがなく、勾配も不要
・その他 → 環境温度低減、安全歩行、滑らない、独自性
σmax=M / Z
M:曲げモーメント
Z:断面係数
※ Z = bh2 / 6
この式からお分かりのように、
と始めると、
「わからねえよ!」
という怒号が寄せられそうな式を冒頭に書いてしまった。
すんません、文系野郎が調子に乗ってにわか知識をひけらかしました。
そもそも数学が嫌いすぎて文系を選んだのに、
家業の生コンがガチ理系マターであることに途方に暮れたことを思い出す。
未だに数字が嫌いで式とか出てきたら飛ばす習性が抜けない。
ただし、残念ながらコンクリート関連の製品開発に理系の知識は絶対不可欠。
積年の希望であった、
「翌日車の乗り入れができる透水性コンクリート」
の開発が進んでいる。
エクステリアや外構の分野で、
早期開放(つまり、翌日に車両が乗り入れできること)
というのは非常にありがたがられる。
建設現場は常に時間・工期との闘い。
そんな中、通常の生コンを用いて施工される土間コンは、
中3~5日の養生期間(つまり、車の乗り入れができない期間)
が必要となる。
つまり、生コン待ちしなければならないのだ。
これは、つらい。
今後、当社長岡生コンではコンクリート舗装の権威の一人とされる、
渡辺夏也氏との連携を深めていくことになる。
同氏は長年コンクリート舗装の分野で数多くの功績を残し、
至近は全生コンクリート舗装普及推進会議の議長を務め、
国交省工事をしてコンクリート舗装の検討をさせた功績は偉大。
そして、いよいよ、完成する。
開発の裏付けとなるのは冒頭の式。
つまり、
早期開放のためには翌日の曲げ強度を基準に必要曲げ耐力を確保するための厚みを確保する ※曲げ耐力は厚みの2乗に比例するという性質を利用したもの
という設計思想。
くだくだとは書かないが、
「翌日車の乗り入れができる透水性コンクリート」
・翌日乗り入れ可能 → 工期の飛躍的短縮
・透水性 → 水たまりがなく、勾配も不要
・その他 → 環境温度低減、安全歩行、滑らない、独自性
などが強みとして挙げられるだろう。
はい、
唯一無二
である。
他にはない。
はっきり言って、奇跡だ。
僕は今興奮している。
こんな製品他にあるなら教えてくれ。
後は、ただ、普及するだけだ。
というか、それが一番大変なんだけど(笑)
この価値が届けば助かる人は多くいるはず。
出来上がったこの価値を届けるために、
情報戦略に力を入れていきたいと思う。