2020/09/19
「袋タイプのドライテック《完全》製造動画マニュアル撮影」《透水宣言》陽光物産

さて、今回は実際にドライテックをDIYで製造するにあたっての特徴やコツをその道のプロである石井社長に伺いながら改めてじっくりと検証していきたい。具体的には、「手練り」「ハンドミキサー」「左官ミキサー」の3つのパターンで行っていく。なお、今回使う材料をはじめモルタル製品の全てはエクスショップで購入できる。さあ、DIYを楽しもう。(映画「透水宣言」より)。
袋タイプのドライテック《完全》製造動画マニュアル
今日は砂・砂利やモルタルメーカーの陽光物産を訪ねている。磯の香りが心地よい工業団地の中にある工場だ。以前、「セメント、コンクリート、ドライテック」の違いや、それぞれの作り方を説明した。ありがたいことに、多くのDIYerから、もう少し詳しく教えて欲しいという要望があった。全てに答えることができるかはわからないが、できるだけ努力したいと思う。(映画「透水宣言」より)。
こちら陽光物産製造「ドライテック専用骨材」袋詰めタイプ。
専用骨材1袋に対してこちら《ドライテックの素》を1袋セットになって販売されている(購入はエクスショップから)。
今回は映画「透水宣言」シリーズの一幕として袋詰めタイプのドライテック製造完全マニュアルの撮影が行われた。
講師はこの人。
プレミックスモルタル(生コン)製造の雄・陽光物産の代表取締役石井幸太郎先生だ。
「手練り」「ハンドミキサー」「左官ミキサー」それぞれの施工方法やコツ、注意点などが紹介される。
先生と同い年が発覚した透水性夫(舞台俳優・菅野貴夫さん)が生徒役。
100年後の未来から地球の未来を取り戻すため(最近この設定が薄くなっていると言う指摘がある)に現代に降り立った主人公。
透水性コンクリート普及の肝となる「袋詰めタイプのドライテック」の使用マニュアル動画を作成するために現代の陽光物産を訪ねたと言う建て付けだ。
あらかじめ水に溶かされたドライテックの素。
専用骨材にまぶされクワを使って手作業で練り混ぜられる。
動画ではドライテックの素を水に溶かす上で便利なハンドミキサーの利用方法。
さらにはとても便利な左官ミキサー(日工製)での製造方法が詳しく解説されている。
袋詰めタイプで製造されたドライテックの施工上の注意点。
その後道具類の片付けなど細かいところまで詳しく紹介される予定だ。
プロの施工もDIYでも大切なのは「段取り八分(はちぶ)」事前準備だ。この動画でしっかり備えてほしい。普段から気になっている水溜りや雑草をこの機会に解消してみてはどうだろう。さて、次の現場に行こう。(映画「透水宣言」より)。
陽光物産のモットー。
いかにDIYができたり、これまでの生コンよりも身近だとはいえ、透水性コンクリート《ドライテック》の施工はまあまあの大イベントとなる。
採用、つまり普及を促進していく意味で、敷居を低くする必要がある。
敷居が低い。
つまり、
「地元建材店とかEC、ホームセンターで手軽に手に入れることができる」
袋詰めタイプのドライテックをきちんと用意しておくことはとても大切なプロセスになるはず。
このように信じた透水性夫は陽光物産を訪ねた。
そして、完成した《袋詰めタイプのドライテック》。
普段から気になっている水溜りや雑草をこの機会に解消してみてはどうだろうか。
自然と人が調和するコンクリートテックはもっと身近にならねばならない。
さあ、次の現場に行こう。
宮本充也